年齢を重ねるにつれ
百年という時が
さほど昔ではないことを感じる
久しぶりの函館への旅の通過地点で
百年を深く想った
1901年(明治34年) 小樽 詩人小熊秀雄出生
1906年(明治39年)有島武郎29歳、スイスでティルダ・ヘックと出会う
1907年(明治40年)函館 亀井勝一郎、出生
同年、22歳の石川啄木は故郷を去り函館に着く
1909年(明治42年)東京 歌人斎藤史出生
私の心に響く文学者たちの青春は
まさに私の祖父の年代と重なり
彼等が死を迎えた年齢は痛ましいほどに早い
百年が遠い過去ではないとすれば
千年の昔さえも遠い過去ではない
過ぎ去り、そして巡りくる時の不思議
過去も未来も
広大な宇宙へ
己を解き放つ勇気と魂の自由を持てば
急速に身近に迫ってくる
旅は、魂の自由への入口・・・

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