2004.1 魔幻厨房
記者会
「元々この撮影では広東語を使いたかったと聞きましたけどそうなんですか?」
Jerry「うん〜。始まったばかりの頃人に教わってたんだけど、ハハ、そう、そんなに上手じゃないし..
監督もおかしいなって(笑)
憶えてるのはあるシーンで僕がまだわざと広東語を使ってたら監督の”CUT!”の声が、
それで助監督がやってきて(肩をポンポンと叩く)”監督が国語で話していいよって言ってるよ。”と言われたんです、アハハ。
それで自信に打撃を受けてしまって(笑)
勿論今もっと沢山聞いてるし、次の作品やその又次の作品には流暢な広東語を使って撮影したいと思ってます。」
Jerry「今は僕を大きく変えてくれる役柄があるかどうかを見てるところです。
実際いつも髪を切りたいと会社に言ってるんですよ、しかも一般的なのじゃなくて凄く短いのに。
でも会社からその役柄に合わすために切るならいいけど今はまだ動かないでくれと言われてます。
だから何か僕に合った役柄で試させてくれないかなと思ってるんです。」
「もしスキンヘッドの役だったら?」
Jerry「しますよ、します、スキンヘッドにしますよ。
それの方がいいですよ、毎日起きて化粧してドライヤーしなくていいわけだから。」
愛情物語−最愛の人−魔幻厨房DVDより
「僕の小さい頃の台所のイメージと言ったらいつも何かを作ってるmamaの背中を見ているって感じ。
小さい頃は親不孝でmamaの作ったおかずは
まずいとかって嫌がってたりした、アハハハ。」
「でも今それを思ってみるとそう言うのって一番貴重なものなんだと思う、うまいまずいは別の事でそのつくり出す気持ちと感覚は人を一番感動させるものだから。」
「前に香港で撮影をしていた時mamaに電話して話してたんです、台湾にいる時あることが起ってたんで、、
mamaはその時。。mamaはずっと。。。僕に言ってくれた言葉で一番印象に残ってるのは
”もし本当に楽しくないならやめなさい。”って。。
瞳がうるうる
そう、それで。。うん。。僕はこの撮影は楽しんでやってるんで”皆いい人ばかりだから楽しく仕事出来てるよ”ってずっと言ってたんです。」
好きな食べ物は
「mamaが作ってくれる熱いスープかな。熱いスープが好きだから。
ごはんが終わったあと熱いスープを飲むと”あ〜気持ちいい”ってなって全身が温かくなるから。
mamaも凄く倹約家ですよ、今僕は殆ど外で仕事をしてるからなかなか家に帰れないんだけど
(倹約家のmamaも)僕が帰った時にはいつもおかずや熱いスープを作ってくれて、しかも沢山作ってくれて。。
そう言うのって凄く暖かくて幸せな気持ちになります。
家って言うのは一番暖かい気持ちにさせてくれる場所だと思います。」
「以前台湾地震があって、あの時壁が裂けてそれでもまだ修理してなくて、アハハ、
だから皆から”恐くないの?”って言われるんだけど、
アハハ、あ〜あの頃のmamaは寝てる時に地震になったらその時は自分で学校の運動場まで逃げれる、家にはいられないって、アハハハ。
うちの冷蔵庫は僕の小さい頃からので20年ほど前からある冷蔵庫です。
僕より低くいししかも錆びてる、だけど皆は慣れてしまってるんだと思う。
家に帰って家の物を見てみると小さい頃はこうして過ごしてたんだなぁと思います。」
「mamaは映画を見る習慣がなくて、映画の中で人が喋って字が出てきたと思ったらすぐに消えるってmamaは感じてるんです、アハハハ。
mamaは読もうとするんだけど読むのが遅いから ”あ!??”って
直ぐ次に行ってしまう、アハハ、分りようが無いんです。
(メチャメチャ楽しそうに話してますね、そんなmamaが可愛くて仕方ない!)
だから僕がその時は翻訳してあげようと思うんです。
そう、そうしますよ、機会があったらこっそりmamaを連れて映画館に行ってみます。
初めての映画だから当然mamaと分かち合いたい、 この感動を分かち合いたいんです。」