呉智英「クレオパトラから松田聖子まで 悪女度パーソナルグラム診断」を見る。
「つぎつぎに男を手玉に取っては翻弄し、捨てていく。これだけでは悪女とはいえない。本当の悪女とは、美しく、策略に長け、機に応じては倫理に背くことも厭わない。そう、まさに君主なみの才覚さえ必要なのである。はたして、そんな女性が歴史上存在したのか、また、現代ではどうであろうか。このコーナーでは、特集ページで取り上げた人物を何人かまじえながら、現代の著名な女性たちの悪女度を多面的かつ無責任に分析してみた」
「無責任」という語に、笑った。
さて、美人度、知性、蠱惑(こわく)性、戦略、カリスマ性、背徳性、から分析されている。
「蠱惑」についている、編集部の註を見れば、「神秘的な美しさなどで人の心を引きつけ、自制心を失わせること」とある。
ただ、先回りして言うなら、分析内容には、個人的には必ずしもうなずけない。「悪女」という語が出てくるのが中島みゆきの場合くらい、と少なすぎるし。
最後に、扱われた女性を掲げておく。
「女帝型」クレオパトラ、エリザベート・バートリ、イメルダ・マルコス
「クロワッサン型」黒木香、アグネス・チャン、林真理子、山田詠美、椎名桜子、上野千鶴子
「明星型」松田聖子、中森明菜、美空ひばり、中島みゆき、松任谷由美、ジョイナー
「主婦の友型」土井たか子、サッチャー、コラソン・アキノ、阿部定、山口令子、細木数子

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