「話題作を探る」というコーナーに、「「悪女の季節」と渋谷実監督」」という記事が、『サンデー毎日』1958年11月23日号に載っている。
冒頭を引く。
「現代は”悪女の季節”といわれるが、そのものズバリを題名にいただいた映画が松竹で製作中である」
この時代で、悪女の季節であったのが、素直に驚く。
さて、その後に監督紹介がややあった先を引く。
「現代社会に対して、つねに”斜に構える”映画作家として渋谷監督は数多い日本の映画監督のなかでもユニークな存在である。「人間の不信と死への不安がかもし出す現代の気違いじみた姿を、スリラー風に風刺をまじえて描くというこの作品も、そうした、”シャにカマエ”た渋谷監督の得意の現代喜劇」
「喜劇」と言っているから、邪悪ではない感じが見てとれる。
明日以降に続く。

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