青樹社、1968年。
「たち」がつく類書とはまた別。
カバー袖から引く。
「『可愛い悪女』は、颯手達治がはじめて世に問う推理風仕立ての本格的なロマンの香り漂う純愛小説である。
複雑な現代の生活の中にあって、思わぬ陥し穴やなんらかの罠が待ちうけている社会に生きてゆきながら、純粋な愛のかたちと姿を求めて、早苗はひたむきにつき進んでゆく。
早暁の江戸川河畔でモーター・ボートの爆音に眠りを覚まされたルポ作家の笹本は、一青年の死によって、早苗という女性を、身近かに眺めることになった……」
さて、14の小見出しには「可愛い悪魔」というのはあるが、本文自体にも「悪女」という語が出てくるわけではない。

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