私は書物を読むのが好きですが、漫画を読むのも大好きです。類は友を呼ぶと申しますが、周りにもそういう友人が多い。よく友人間で書籍や漫画の貸し借りをします。ここ数年は個人の持ち運べる本の量に限りのあることに業を煮やし、段ボールに詰めて宅配で自宅に送りあっています。夫は呆れて「段ボール爆弾かよ〜」と言ってますが。そんな危険なモンじゃないですって。(多分…)
今回その類友の友達が貸してくれた漫画を紹介します。
・ガンスリンガー・ガール/相田裕・メディアワークス(1〜5巻)
読むまで、あまり面白そうではないなあ〜と思ってました。最近の「妹系幼女ブーム」にのったような話だと単純に思っていた。でも、実際通して読んでみたらハッキリ言って
面白かった!対テロリスト団体“公社”とテロリストとの戦いをテーマに描かれたこの作品は、それぞれの「正義」にのっとり血で血を争うような抗争を、それぞれの立場から丁寧に語られています。まだ登場人物の過去など謎な部分も多いですが、ある人はテロリストを、ある人は国家を深く憎んでいる。多くの原因はそれによって家族を犠牲にされた−ということが多いようです。戦争やテロによって生じた“恨み”“憎しみ”はそうやって延々と連鎖していくのだ−ということが改めて感じられ、立場は違えども「正義」を掲げ戦いに従事する登場人物達にとてつもない
「切なさ」を感じて胸が詰まりました。
五巻のレオナルド・コンティの言葉に
「何しろ
正義ってもんはあちこちに転がっているものだからな」
というものがありますが、この漫画のテーマを見た気がします。
「義体」と呼ばれる特殊な技能を持つ少女たちがどうして年端もいかない少女でなくてはいけないのか。少年だっていいんじゃない〜?と思ったり、その少女と組む絶対的存在である「担当者」が何故壮年の男性ばかりなのか?女性でもいいんじゃない〜と思ったり、(もしかして今後女性担当官が出てきたりするのかしら?)多少疑問も持ちますが(どうしても男性と少女でなければならないのなら、理由はそこにロマンスを感じるから?その方が義体との絆が強まる?“萌え”を誘発させるため?読者の殆どが男性なのか?)そんなことは瑣末なことと思えるほど、読んでて考えさせられる、興味深くも面白い漫画でありました。貸してくれたI田Dちゃん、本当にアリガト!5巻の最後があんな終わりだっただけに続きが気になるったらない!また貸してね〜☆