ずっと気になっていた作家さんの本を読んでみました。
雨の塔
宮木あや子・著
出版 : 集英社
最近、妖艶な?表紙を飾る時代小説で
注目を集めているという宮木氏。
そっちも借りようかなーと思いつつ
ま、いいかと止めたりしたのですが
今回の「雨の塔」はなんだか
ムラムラと読みたくなりまして(^^ゞ
んで、読んでみて
暗い。
不思議世界の少女達が、淡々と静かに
でも激しく燃える青い炎を身の内に秘め
物語は進んでいきます。
おおぅー又暗く重い話だよーと思いつつ
意外にも文章がとても心地よく…
女性ならではの繊細な描写に酔いました。
内容はちょっと耽美的か…?
嫌いな人は受け入れられない要素を持つ内容だと思います。
でも、私は全然気にならず
物語にスルスルっと入っていくことが出来ました。
相性はいいかも。
リアリティのあまりない世界に
不思議な雰囲気の少女達がたゆたう
現実を離れ、美しくも悲しい物語を味わいました。