相変わらず目先の本を読むのに追い立てられていて、すっかり読書録に記録するのを忘れてしまっていました。
ということで、懸命に思い起こしながら書いてみようと思います…
本棚/ヒヨコ舎編 /出版 : アスペクト
歌人・穂村弘さんから始まり、故・中島らも氏、果ては桜庭一樹さんに至るまでの著名な読書家の本棚を本人のインタビューも交えて記した非常に素敵な一冊。素晴らしい本棚の数々に思わずヨダレが…「本を読む」と言っても、人によってスタンスが異なり、性格が出ていて面白い。私のカオスのような混乱した本棚をどうにかしたい!と刺激を受けつつどこから手を付けていいかワカラナイ…

本を整理していると時を忘れます。
天のシーソー/安東 みきえ作 /出版 : 理論社
安東さんの本は三冊目。前回の「頭のうちどころが悪かった熊の話」も「夕暮れのマグノリア」も凄く好きだけど、今回の本ももの凄く好きです!児童書だということですが、大人になった今だからこそ、読んでみるとうったえられるものがある。時に苦くて、泣きそうになるのですが、不思議と読後感がとてもいい。自分が小学生の頃を思い出しつつ、世の中にあふれる「悪意」と「善意」について思いを馳せました。
本命/ディック・フランシス著・菊池 光訳/ 出版 : 早川書房
「競馬シリーズ」で超がつくほど有名なミステリ作家のディック・フランシスのデビュー作。初めて氏の作品読みました。面白かった!かなり古い作品ですが、イギリスの貴族社会の雰囲気とか、その中で楽しまれる競馬のあり方とか興味深かった。最後の最後まで飽きさせない趣向は素晴らしい!もっと面白いという「度胸」「興奮」も是非読まねば!と鼻息荒くなります(^^ゞ
ゴールデンスランバー/伊坂 幸太郎著/出版 : 新潮社
構成がすごい緻密!考え尽くされているなあと脱帽しました。読み終わった後、もう一度最初からさらってみないと!という気分にさせられます。伊坂氏の独特の文章が心地よく、でも、内容はかなりコワいので、ずっと手に汗を握ってしまった。個人的にラストにちょっと…ホッとしつつ、うーん〜という思いを持ってしまいましたが(^^;ゞエンターテイメントとして最高に面白かった!そして、やはり、ある意味ゾッとしてしまいました。
ルピナス探偵団の憂愁/津原 泰水著/ 出版 : 東京創元社
「ルピナス探偵団の当惑」の続編。まず、第1話の「百合の木陰」という話で、主要登場人物の一人が亡くなった!と聞き、かなり動揺する。もの凄いショックを受けた自分に驚いた…ということで、前作の「当惑」、自分で認識している以上に気に入っていたようです。そして、この作品もどこがどう〜と具体的にパッと思い浮かばないのですが、とても気に入ってます。作品に漂う雰囲気がとてもイイ。私にしては珍しく、主人公に共感できるからかもしれません。どうか、また続編が出てくれますように。
今回はひとまずこのくらいで。まだまだ読んでほっぽらかしている本があります〜

ちなみにこの中で一番好きな作品は(みんなそれぞれに素晴らしいのですが)「天のシーソー」でした。