2008/2/29  23:43


クリックすると元のサイズで表示します

「アメリカン・ギャングスター」3枚組コレクターズ・エディション。
さっそくエクステンデット・バージョンを見ました。リッチーのシーンがずいぶん増えていて嬉しい♪

ついでに「A Good Year」も買ったので、ラッセルのDVDで当分楽しめそうです。
(3:10 to Yumaはだいぶん前に見ちゃったのですけど。感想はいずれ…)

2008/2/28  21:50

潜水服は蝶の夢を見る ☆☆☆☆  映画感想 2008年〜

私が行った回は開始30分ぐらい前で満席だったのですが、ちょうど私が最後の席をゲットしました。こういうことは初めてで、ちょっとラッキー気分。もちろん一番前の席で、スクリーン全体がぎりぎり視界に入るぐらいだったのですが、この映画の場合、それがかえって効果満点でした。

この映画の、最初のそして最大の感想は…「フランスの医療って素晴らしい!」ということです。(いやマジで)

それから…「我思う、故に我あり」って言うけど、本当は「思う」だけでは十分ではなくて、思ったことを誰かに伝えることで、人は存在しているんだなあ、ということ。

I communicate, therefore I am.

何が素晴らしいって、この映画の言語療法士さん(美女)が、人間が意思をコミュニケートすることの重要さを固く信じていることだ。左目以外は一切体を動かせない主人公が自分の意思を伝えるには、本人にも周囲の人にも、そりゃもう大変な根気と意志力が必要なんだけど、「そこまでする意味があるのか」と当の本人が疑っている時ですら、彼女は疑わない。まずはウイとノン。次に簡単な単語。次に文章。そして、一冊の本を書き上げるところまで…

もう一人の療法士さん(やっぱり美女)は、彼が自分でものを食べられるよう、根気よく舌を動かす訓練をする。彼女は、人間が自分でものを食べられることの重要性を固く信じて疑わないのだ。彼女の場合、「我食べる、故に我あり」かな。

そして、療法士さんたちも医者たちも、彼が意思を伝えることができたり、舌や頭をわずかに動かしたりできることが、自分たちの(患者の、だけでなく)人生にとっても、とてもとても大事なことなのだと、言葉と態度で繰り返し彼に伝えるのだ。

フランスの病院が全部こうなのかどうかは知りませんが…こういう医療って、すばらしいなあ、と思ったのでした。


2008/2/27  23:36

Who are you wearing?  映画・俳優一般

アカデミー賞授賞式って、普段はファッション音痴を自認している私でさえこういう事を書きたくなるんですよね。

【正統派ベスト・ドレッサー】
昨日言っていたアン・ハサウェイのドレス↓
http://www.afpbb.com/yfashion/2677918

彼女の場合、どんな派手なドレスでも、顔が負けないところがすごいよね。

【個人的好みベスト・ドレッサー】
「ジュノ」の脚本家、元「エキゾチック・ダンサー」のディアブロ・コーディさん。
http://www.oscar.com/redcarpet/?g=null&i=20
ヤバダバドゥ!

【ワースト・ドレッサー】
「ジュノ」で主演女優賞ノミネートのエレン・ペイジ
http://www.oscar.com/redcarpet/?g=null&i=82
せっかく若いのに、なにこの地味なおばさんドレス。
主演女優と脚本家と、ドレスがふつうと逆の「ジュノ」でした。

【裏ベスト・ドレッサー】
ティルダ・スウィントンのゴミ袋ドレスもすごかったですね。
http://www.afpbb.com/fashion/2678766
レズのカップルか、仲直りした白雪姫と魔女ってかんじ…

マリオンのドレスはきれいなんだけど、この柄、日本人は「こいのぼり」を連想してしまうところがネックか。

2008/2/25  0:00

やっぱさあ、ジミだよね今年は(アカデミー賞)  映画・俳優一般

WOWOWを退会してしまったので、今年は久しぶりに授賞式が見られなくて寂しい…(けど実は、公式なところや非公式なところで断片的に拾って見たりしてる)

以下、結果書いてます
続きを読む

2008/2/23  0:07

シンドラーのリスト ☆☆☆☆☆  映画感想 2008年〜

たまたまテレビをつけたらやっていたので見始めたら、またしても引きこまれて、最後まで見てしまいました。いやー、やっぱりすごい映画です。こういうテーマの映画って、良い映画なんだけどあんまり二度は観たくない、っていうのが多いのですが、これは…ちょっと語弊のある言い方だけど、めちゃくちゃ面白いんですよ。

この間「ペルセポリス」に関して「本気が漲っている」と書いたけど、この映画も、それを感じました。しかもこっちは1時間半ならぬ3時間15分。なのに、片時も飽きさせない。次に何が起こるか知っていても、目を離せない。さすがスピルバーグ…なんだけど、もちろんスピルバーグの力は大きいのだけど、今回思ったのは、脚本がいいんだな〜ということです。

終わったあとのテレビの解説で、スピルバーグがこの原作の権利を買ってから映画にするまで10年もかかったのは、自分が成長するのを待っていたとか子供が生まれたからとか言ってましたけど、まあそれもあるんだろうけど…たしかパンフレットに書いてあったところでは、なかなか満足する脚本ができなかったから、という理由もあったらしいのよね。最初、原作者のトーマス・キニーリーが脚本化に取り組んでいたのだけど、原作者自らの脚色っていうのは、時になかなか難しいらしい。そこでバトンタッチしたのがアカデミー脚色賞を受賞したスティーブン・ザイリアン。

原作も読みましたが、とても面白かった。原作と映画で大きくストーリーが変わっているところはないんですが、映画の特徴は、シンドラーと会計士スターンの友情がクローズアップされているところかな。(原作では、スターンはそれほど大きな扱いではない。)アメリカ映画伝統の「バディ・ムービー」(性格も立場も違う二人の人間が一つの目的のために一緒に行動するハメになり、仕方なく助け合ううちに友情が芽生えるという話)の要素を入れているあたりが上手いのです。

ちなみにスティーブン・ザイリアンは「アメリカン・ギャングスター」の脚本家でもあります。ノンフィクションの脚色が得意なんだね、この人。

そういえば、オスカー・シンドラーは「アメリカン・ギャングスター」のリッチー・ロバーツに通じるところがあると思う。一見、たいして正義漢にも善人にも見えないのに、まわりの人間がすべておかしくなった時に一人「まとも」を貫き通すことができる男。

私、これを観た当時、シンドラーにも相当惚れこんでいたなあ。「いい人萌え」は昔からみたい(笑)。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ