2010/1/29  23:53

2009年のベストテン  映画ランキング

「2000年代ベスト」を書いたら、2009年のベストテンを忘れてました。まあ、ほとんどの映画について感想はもう長いのを書いちゃったので、今回はあっさりゆきます。

1位  ミルク
感想:6月4日〜15日のエントリー

2位 愛を読むひと
感想:6月25日のエントリー

3位 カールじいさんの空飛ぶ家
感想:12月21日のエントリー

4位 キャピタリズム マネーは踊る
感想:12月17日のエントリー

5位 3時10分、決断のとき
感想:9月13日のエントリー

6位 スラムドッグ$ミリオネア
感想:5月4日のエントリー

7位 ハリー・ポッターと謎のプリンス
感想:7月16日のエントリー

8位 消されたヘッドライン
感想:6月1日のエントリー

9位 フロスト×ニクソン
感想:5月5日のエントリー

10位 それでも恋するバルセロナ
感想:7月3日のエントリー

去年は8月から11月までの間、映画を1本しか観なかったので(しかもその1本は、かなり古い「3時10分、決断のとき」)、本当は10本選ぶほど観ていないのですが...まあいいか。

秋頃ほとんど映画を観なかったのは、忙しかったからでも他の趣味に熱中していたからでもなく、ひとえに「観たい映画がない!」からだったのですよ。

いや、正確には「ない」わけじゃないの。観たいのはいっぱいあるのですが、日本で公開されない!公開されたとしても、もうすっかり諦めて忘れちゃった頃にやってくるんだもの。気がうせるよなあ。

だいたい、「ハート・ロッカー」が今頃公開って、一体何よ。日本の洋画配給会社は以前からイロイロ問題あったけど、最近に至ってはもう、仕事をする気を失っているとしか思えない。

邦画の興行収入が連続で洋画を上回っているというけど...そりゃそうだって。

この文句ばかりですみません。

2010/1/8  23:39

The Best of the Decade: 2000年代映画ベストテン (2-1位)  映画ランキング

2位 マスター・アンド・コマンダー (2003-4年)

2003年11月の公開時に、これを観るのが目的でロンドンに行って3回、2004年2月の日本公開後に9回。映画館で観た回数のパーソナル記録を保持している映画です。

これは、「もう一度見たい」ではなく、「いつまでも見ていたい」という気持ちにさせる映画だ、と以前に書きました。

この映画のラストで、ジャックとスティーブンの合奏が終わった後、一瞬だけ風になびく帆の「ぱたぱた」という音が聞こえて、その後すっと消えるでしょう?その瞬間、気づくのですよ。その音が、ずっと聞こえていたことに。帆の音だけじゃない、舷側に寄せる波の音、帆船の肋材がきしむ音、ロープを吹き抜ける風の、風速によって高くなったり低くなったりする音...たった2時間ちょっとの映画なのに、あまりにずっと聞こえているので、自分がそれらの音をすでに意識しなくなっていたことに。そう、まるで船乗りみたいに!

その音が消えてしまった瞬間、なんだかやたらと寂しくなって、次はいつ観に来ようかと、すぐに考え始めたものでした。

はああ...(ため息)。また映画館で観たいなあ。

1位 グラディエーター (2000年)

このランキング、10本(+α)を選ぶのは、実はあまり難しくありませんでした。でも、10位から3位までの順位を決めるのは結構難しかった。だから、順位をつけずに10本(+α)並べる、という方法も考えたのですが...

結局順位をつけることにしたのは、どうしても「1位 グラディエーター 2位 マスター・アンド・コマンダー」と書きたかったからなのでした。

ここに挙げた映画はどれも、良くできているとか面白かったとかを遥かに超えた、私にとって特別な映画ばかりですが、この2本はやはり、スペシャルな中でも超スペシャルなのです。

さて「グラディエーター」ですが...

これは「マスター・アンド・コマンダー」のような、かつて存在した時代を2時間に切り取って緻密に再現して「経験」させてくれる映画じゃない。「ハリー・ポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」のような、本とシリーズ全作品を通じてスケールの大きな一つの世界を構築しているわけでもない。「ペルセポリス」のように、作家自身の実人生を描いて共感を呼び起こすものでもないし、「ボウリング・フォー・コロンバイン」のように現実を描いて社会問題を提起しているわけでもない。

これは実は...ひたすら、主人公を愛しまくるための映画なのです!

いろいろ理屈をつけることはできるけど、突き詰めればそういうことなの。そして、それでいいの。それが、10年間で最高の映画になったのだから。

Honorary Mention(紙一重の差で入らなかった、この10年の傑作映画):

アバウト・ア・ボーイ(2002年)、ディナー・ラッシュ(2002年)、ラブ・アクチュアリー(2004年)、サイドウェイ(2005年)、ティム・バートンのコープス・ブライド(2005年)、アメリカン・スプレンダー(2005年)、ホテル・ルワンダ(2006年)、ユナイテッド93(2006年)、アメリカン・ギャングスター(2008年)、ミルク(2009年)

<拍手コメントお礼>
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2010/1/6  23:29

The Best of the Decade: 2000年代映画ベストテン (4-3位)  映画ランキング

4位 ペルセポリス (2008年)

唯一の非英米映画になってしまった...ほんと、アメリカ映画ばっかり観ているからなあ。

イラン=イスラーム革命後のイランに生きた(今はフランスに移住している)ある女性の物語。「自伝的」と言うにもあまりに個人的な、とにかく明日死ぬつもりで自分の人生と思いの全てをつめこんだような、全力投球の映画でした。

これはイラン現政府を批判するための映画じゃないし、フェミニズムや自由をテーマにしているわけでもないと思う。ここにあるのはマルジャン・サトラピという女性の実人生そのものであり、現実の人間はひとつのテーマに沿って人生を生きているわけじゃないからだ。

でも、あまりに自分自身の話であるために、かえって突き抜けて普遍的になってしまい、全く立場の違う遠い国の人間(私)の心に響きまくってしまう映画というのがある。これの他には「アメリカン・スプレンダー」とか、古くは「トーチソング・トリロジー」とかが思い浮かぶのだけど...「ペルセポリス」はやはり女性主人公であるせいか、嵐のように感情移入しまくりで、ぐったり疲れましたね。いや、いい意味で。

これを観て以来、日本には自由にモノが言えない「空気」があるからとか、「社会的プレッシャー」や女性差別があるからとか思うたびに、「日本でそれに逆らったって、逮捕されたり鞭打ち刑になるわけじゃないでしょ!何を甘えてんの!」と、マルジのばーちゃんに張り倒されそうな気がするのです。

3位 Mr. インクレディブル (2004年)

「トイ・ストーリー2」を入れようと思ったのですが...おっと、「トイ・ストーリー2」は1999年作品だった。(私が観たのは2000年ですが。)

代わりに...というより、PIXERの右代表としてこれを。「WALL-E」も「カールじいさんの空飛ぶ家」もよかったけど、2000年代の中ではこれがダントツだと思います。

Mr. インクレディブル、愛してます。いやマジで。

2010/1/4  21:40

The Best of the Decade: 2000年代映画ベストテン (8-5位)  映画ランキング

昨日のつづき。

8位 ビューティフル・マインド(2002年)
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2010/1/3  23:21

The Best of the Decade: 2000年代映画ベストテン  映画ランキング

2009年のベストに行く前に...

去年で「2000年代」が終わったってこと、みなさん意識してました?どうも、日本ではあまり意識されていないような気がするのですが(私が知らないだけかも)、アメリカのサイトでは、あっちでもこっちでも、2000年代の映画ベストテンだの、テレビ番組ベスト30だの、印象に残ったシーンのベストテンだの、いろいろやってましたよ。

そこで、私のごく個人的映画ベストテンを。

10年もまとめると、選ぶのたいへんなような、以外に簡単なような...

例によってカウントダウンで、何回かに分けます。カッコ内は製作年ではなく、日本公開年(私が観た年)です。
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