文部科学省が3月16日、「平成17年度小学校英語活動実施状況調査」の
結果を発表しました。調査対象は全国の公立小学校22,232校。学校基本調
査によると全国の公立小学校数は22,856校(うち385校が分校)ですから、
ほぼすべての公立小学校から回答を得ていることになります。
この調査によると英語活動を実施している小学校の数は20,803校。全体
の93.6%にあたります。ただし実施時間は6年生で年間平均13.7時間。1
か月に1回1コマ強というところでしょうか。以下、興味深い部分のみ紹
介します。
■学年別実施学校割合
1学年 75.1%
2学年 76.1%
3学年 86.6%
4学年 87.3%
5学年 88.5%
6学年 90.3%
…1年生もかなり英語を勉強しているんですねエ。
■学年別年間平均実施時間
1学年 8.0時間
2学年 8.1時間
3学年 12.4時間
4学年 12.7時間
5学年 13.2時間
6学年 13.7時間
…この程度だとアリバイ作りという気もするんですが。
■指導者(6年生の場合)
学級担任 92.6%
英語指導担当教員 2.4%
中・高英語教員 1.3%
特別非常勤講師 2.3%
その他(校長・教頭等) 1.4%
…ほとんど、担任の先生が教えています
■活動内容(6年生の場合…複数回答)
歌やゲームなど英語に親しむ活動 97.1%
交流活動など実体験を通じて英語や異文化に触れる活動 45.1%
簡単な英会話(挨拶、自己紹介)の練習 94.8%
英語の発音の練習 73.0%
文字に触れる活動 43.0%
その他(上記に属さないもの) 3.5%
…アルファベットも4割。
数年したら間違いなく小学校高学年に正規教科として英語が導入される
でしょう。
それに応じて英語関連の小学生通塾者数は倍増すると思われます。問題
は彼らがどういった塾に通うようになるのかです。
わたしは、このままではかれらの大半はNOVAのような英会話学校の
子ども部門に吸収されるか、ECCジュニアや学研教室のようなFC塾に
吸収されるのではないかと考えています。そうしたところにはそれなりの
英語指導の体系がある(ように受け取られている)から、というのが理由
です。
指導システムを研究してください! さもないと乗り遅れる恐れがあり
ます。