今日、いつもは通らない道を通った際、偶然見つけて撮影したのが、下の写真。
民家の裏庭のような場所に、格好いいスポーツカーの残骸が横倒しになって置かれている。
だがここは、どう見てもこの車一台がやっとのスペースしかない。
このようにしてここに車を入れるには、クレーン車でも使って慎重に作業をする他ないと思うが、しかしそんなにまでしてここに車を横倒しに入れたかったとでもいうのだろうか。
そうでなければ、家を建設する際にあらかじめ車を横倒しに入れておき、あとで塀などを作ったとすればさらに作業は簡単だったかも知れない。
だが、そうなるとますますこの状態で車を置くことに疑問がわいてくる。
どうせなら、ガレージでも作ったうえでレストアしたきれいな車を飾っておくのが普通ではないか。
あるいは、これはオブジェのようなものなのだろうか。だがそうだとしたら、もっと目立つ置き方をしたらいいではないか。
いろいろ考えてみたが、結論は出そうにもない。
↓本日の読書感想
血で描く 唐沢俊一 メディアファクトリー
大学生・茅島は古書市で「血で描く」というタイトルの古い漫画を落札した。マニア垂涎の稀観本だが、彼の元を訪れた大学教授・芦名は、その本の持ち主は必ず行方不明になるか悲惨な死に方をするという。この「血で描く」は、誰にも認められず、世を恨んだ漫画家・沼波恭一が自らの血をインクに混ぜて描いた呪いの貸本漫画だというのだ。茅島は疑念を抱くが、ついにこの本に関わった者から犠牲者が出て…。素人が稀観本を落札するとどんな恐ろしいことになるか、というオープニングから、徐々に物語は怪奇小説の色合いを増していく展開。サブカル評論家のK講師のせいで奇怪な事件に巻き込まれる茅島には同情するが、彼を救うために登場する芦名は登場時期が意外と中途半端なのに後半物語を乗っ取ってしまっている感があるし、全体的な話の運び方もかなりアバウトな印象。そのあたりは作者がライフワークとしている貸本漫画ならぬ貸本小説っぽい雰囲気が色濃く漂っている気がするが、それもこれも作者が狙ってこのような形で物語を仕上げているのだとしたら、この作者は真の天才であると筆者は思う。