TOEICという世界共通の英語テストは広く知られている。企業や官公庁が社員の英語能力の測定に用いたり、海外出張の基準にしたり、はたまたその結果を昇進や昇格の要件として利用している、英語嫌いにはなんとも重苦しいテストだ。
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(C) TOEIC 財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会http://www.toeic.or.jp/
通常は聞き取り(listening)と読み(reading)のテストのみだが、今回、話す(speaking)と書き取り(writing)テストが新設された。ネットで申し込んだためか、受験票も何も送られてこない。確認メールに記してある12桁の長い受験番号が当日受付の控えだ。
いつもの会場は大学や短大など。今回はパソコンのキーボードに打ち込むテストもあるためか、市内の専門学校。受付時間が「9:15〜9:30の間厳守」という最初から狭き門に緊張しながら、ほぼ時間どおりに到着。12桁ほどの受験者数を期待したが、なんと2人。よほどマニアックな試験なんだろう...。
試験の説明を受け、パソコンが並んである教室へ。案内の女性スタッフと、パソコン担当のマニアックそうな太目のお兄さん、それを監視している(東京から来て前泊して昨夜は越後の酒を楽しんだだろうと思われる)総合監督、そして受験生2人。
広い教室の中で5人。2人の受験者はマイクが付いたヘッドホンをさせられ無機質なディスプレーに留守電でも残すように回答する(回答は録音される)。幸いディスプレイには「Volume」ボタンがついていて、いつでも聞きたい音量に調整できた。
センター試験のヒアリング問題では今年もトラブルがあったようだが通常のTOEICの場合は、中学校の先生が持っているようなハンドバッグみたいなスピーカ付きカセットプレーヤーだ。教室では暖房のファンの音や車の走る音も聞こえるが、これまで私が受けた試験の最中に問題になったことはないようだ。
センター試験は年に一度。それも一生を左右する試験かもしれないから慎重になるのは分かるが、スピーカから遠い座席の受験生に対する不公平をなくすために個々に渡されるプレーヤー。試験会場によっては「騒音防止のため」暖房も消すというから驚きだ。英語を聞くのに慣れる前に、寒さ対策がより重要なようだ。

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