この度ひょんなことから中国語を教えることになっちゃった。アハッ♪
生徒はご近所の武君(61歳)としめ子ちゃん(56歳)。
絶対になりたくない職業に“先生”を挙げるほど、「教える」という
行為が性に合わない私が、「9月に中国旅行に行きたいので中国語を
教えてください」と頭を下げられ、それでも頑なに断る理由も見つからず、
教えることになったわけですが・・・。
ってねぇ、あなた・・・
教えるってほんとに大変なのですよ。
思いっきり肩に力が入ってしまった私、記念すべき第一回目の授業に備え、
教材を作ります。
まったく中国語に携わったことのない武君としめ子ちゃんのために
まずは四声と音節表記の発音から始めなければなりません。
すでに身体で覚えてしまっている私がまだ真っ白な武君としめ子ちゃんの身体にどうやって
音節を染み込ませるか・・・。これが最大の難関なわけです。
っていうけどさ、あなた・・・
中国語の音節って375個もあるって知ってましたか?
しかも難しい発音が多々あるわけです。
これをどうやって教え込めば良いのか・・・
悩みつつ翌日を迎え、第一回目の授業スタートです。
家にあがると、武君はすでに着席。両こぶしを膝の上に置き、なんか
緊張気味に写真をとられる新婦の父のようです。
しめ子ちゃんも気合は十分。二人とも鼻の脇が膨らんでおります。
私も負けじと膨らませます。ぷくっ。
そして・・・
アー(一声) アー(二声) アー(三声) アー(四声)
四声の練習に入ります。
やはり三声と四声が難しいようです。
そして次。
アー オー ウー アオー アイー ウエー ズー ツー スー
音節表の発音練習に入ります。
案の定「e」の発音が難しいようですね。
中国語入門者にとって、“e”“shi”“zhi”“chi”の発音は難関なわけで・・・(by北の国から)
何度やってもうまくいきません。
私、旭化成のようにヒラメキました。
武君にこう言います。“e”の発音編。
「武君、自分の首を絞めてごらん。そして口をイの形にしてウの発音をする!!」
武君、歯を食いしばり自分の首を絞めます。そして鼻の膨らみもさっきより一段と
大きくなっています。
隣ではしめ子ちゃんが心配そうに武君を見ています。
武君、ついに顔が真っ赤・・・。
う”ぁ”ー
Yes!That’s right!!
出ました。
それらしき声が!!!
武君としめ子ちゃん、二人がっちりと手と手を取り合います。
やっぱり、身体を張らないと上手にはならないのですね、何事も。
こうして、1時間半ひたすら声を出し、最後はみな息絶え絶えに魚屋さんみたいな
声になって無事終了。(ほんとに無事か?)
次回の授業に不安を覚えつつも、武君としめ子ちゃんはやりきった感で
とても輝いていたのでした。
でも、私・・・、ダイジョウブかな・・・、これから。
来週も身体を張った第二回目の授業が待っています。
うぅぅぅぅ・・・・

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