早いもので2010年も残り1カ月を切りました。9月10月があまりに暑かったので、秋が短く感じた次第です。思えば、サンマ食べたっけ?
否応なしに冬は来ます。地球全体が暖かくなってるとはいえ、1年の中では寒い季節です。寒いのがイヤな私めには、つらい時期でございます。
そんな冬の味覚を使ったグルメを、いただきました。

備前市日生(ひなせ)にある、とあるお好み焼き店。

すぐそばの海から水揚げされた牡蠣をふんだんに使った「お好み焼き」。
ここ数年のあいだ認知も広がって、休日には遠方からも客を集めて、待ちも発生するとか。
新しい店も幾つかできている。1枚800〜900円。

この日生の「カキオコ」だが、来年開催の
B-1グランプリの初出場を目指している。B-1グランプリといえば、これまで数々の地域ならではの料理が名を連ねて、各地からの集客効果も得ている。岡山関係では、去年は「津山ホルモンうどん」、今年は「ひるぜん焼きそば」がそれぞれ初出場で上位に食い込み、後のブームを起こしている。
そんなB-1グランプリだが、日生のカキオコが未だ出場を果たしていないことを意外に思うかもしれない。その理由は、開催時期にある。過去、大会が催されたのは9月。そう、まだ牡蠣のシーズンを迎える前の開催である。出たくても食材が揃わなかったのである。それが来年は11月開催、牡蠣の水揚げが開始される頃である。加えて開催地が、日生からほど近い兵庫の姫路。朝に水揚げされた牡蠣をすぐに現地に持ち込んで調理することも可能である。
ただ、カキオコにとってはこれが最初で最後の出場機会になるかもしれない。というのも出場団体の増加による大会の肥大化で、再来年以降は地域ブロックごとの予選の導入も検討されている。その予選の開催時期によっては、カキオコは再び出場機会を失うことも想定される。
大会による経済効果のせいか、昨今は全国各地こぞって「B級グルメ」の開発に勤しんでいるというニュースを見聞きしたことがある。しかし明らかに大会を意識して、とりあえず地域の特産を組み込んだ料理が安易に出されるという状況は、疑問視せざるを得ない。過去大会で多くの支持を得た料理は、どれも長きにわたって地域に根差したものではないだろうか。地域特産の食材をどう売り込むか、もう少し熟考する必要はあるのではないかと思う。

0