『水曜どうでしょう』7年前の違法行為発覚【動画あり】
タレントの
大泉洋(34)が出演する北海道テレビ(HTB)の人気番組『
水曜どうでしょう』が、2000年に国立公園の鳥取砂丘で、自然公園法で禁止されている砂の採取をしていたことが9日、分かった。北海道出身の
大泉洋が全国的に人気となり、ローカル放送の番組も注目され、これまでに全都道府県で再放送。先月3日、鳥取県の茶の間にも流され視聴者が気付いた。大泉人気でバレてしまったとも言えそうだ。
『
水曜どうでしょう』に問題の場面があったのは「原付西日本制覇」と題した6回シリーズの1回目で、00年5月24日に道内で放送。これを鳥取の日本海テレビが先月3日に再放送し、視聴者から「砂の採取は違法ではないか」と鳥取市と日本海テレビに指摘があった。同市は9日、事実関係をまとめ、環境省に報告した。

撮影が行われたのは00年4月5日。鳥取砂丘の砂の上に「
水曜どうでしょう」と番組名を書くなどした後、レストハウス周辺に飛び散った「飛砂」を約20キロ集めて、近くの土産店の袋に詰めた。袋は
大泉洋の乗ったカブの荷台に載せ、共演者のタレント鈴井貴之(45)のカブ(原付バイク)には、島根県出雲市で購入した「そば粉」を積んで、2台が走るシーンを撮影。砂は北海道に持ち帰り、小瓶に詰めて視聴者にプレゼントしたという。残った砂について、HTBでは「7年前のことで行方は分からない」としている。
北海道だけのローカル放送であれば、問題は発覚しなかったとみられるが、
大泉洋の人気と比例するように『
水曜どうでしょう』の販売“県数”もアップ。00年段階の放送実績は1道4県だったが、今年に入り福井県でも放送され47都道府県を制覇。『
水曜どうでしょう』の別の企画を既に放送済みだった日本海テレビだが、鳥取砂丘も取り上げられた「原付西日本制覇」を放送し、図らずも違法採取が発覚してしまった。
HTBは鳥取市に謝罪するとともにホームページなどでおわびを表明。「原付西日本制覇」の再放送と他局への販売を中止した。当時のロケ現場には自然公園法を認識している者がおらず、「ディレクターが“この場所なら違反ではないだろう”と判断してしまった。二度とないように教育を徹底したい」としている。
鳥取市によると、砂の採取が行われたのは罰則の厳しい「特別保護地域」に指定される場所ではなく「特別地域」だった。しかし、環境省は「悪質性があったかなどの事実を調査をして、場合によっては告発することもある」としている。
【水曜どうでしょう 問題の鳥取砂丘のシーン】

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