1997年に製作された映画です。
監督は「恋に落ちたシェークスピア」、グラナダ版で「プライオリ・スクール」や「レディ・フラシンスの失踪」を手がけたジョン・マッデン。
お話のあらましは、アルバート公の死により、閉じこもってしまったヴィクトリア女王のところに、やってきた従者ジョン・ブラウン。
彼は夫の死によって落ち込んでいる女王を励まし支えるのですが、それが周囲のやっかみをかい、ジョン・ブラウンは孤独へと追い込まれてしまいます。
”至上の恋”と言うタイトルなのですが、二人の間にあるのは”友情”であり”恋”じゃないような・・・
日本語タイトルがちょっと間違っている気がします。(原題は「Mrs. Brown 」余りにも親密だったため、二人は出来ているんじゃないか?という世間がヴィクトリア女王につけた渾名)
ジョン・ブラウンの献身は騎士道のそのものなんです。
精神的な結びつきと言うか・・・なんですが、時代は中世でなく19世紀末のヴィクトリア朝。
すでに階級闘争がフツフツと現れている時代。ヴィクトリア女王やジョン・ブラウンの行動は冷たい目で見られます。
ああ・・・これが当時の現実なんでしょうね・・・身分違いの恋や友情は自分が所属する階級から追い出されるという・・・
内容が内容なので静かで暗い雰囲気ですが(ヴィクトリア女王の衣装が始終喪服というのも原因かも)、それがかえってヴィクトリア朝の雰囲気をかもしだしています。
地味すぎてDVDが出てません。ビデオもどう見てもレンタル用の値段です。
ごらんになるにはTUTAYAでお借りになるか、時々CSの映画チャンネルでもやってますので、その時がチャンスです。

0