2009/11/6
「リサイクル」
海を渡って寝ていたのです
交わる神がいなくって
渚の風に吹かれていたのです
さらさらと星砂になり消えるよに
砕かれた貝が泣いていた
あなたと同じと泣いていた
私はちがうよといいました
始まりの原子が疼いたから
カタツムリの渦巻きと
青い空の渦巻きに
大きな瞳の渦巻きと
白いサンゴの渦巻きに
みんな丸くなって溶けていく
そうして誰もが生まれるのです
流れて留まる砂のよに
遠くで私を呼びなさい
近くで私に触りなさい
命の息吹の問いかけに
渦巻く水を感じなさい

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