ほぷちゃん記念日によせて。
先日、アニマルレスキュー活動をしている知人の、よりによってレスキューの話題に、「うちの子(純血種)のお嫁さんを探しています。もう1匹はとても飼えないので、どこかに種付け雄を探している人はいませんか」みたいなコメントが付きまして。
読んだときはめまいがして、何か書き込むべきか、静観すべきかと悶々としていたら、当人が実に的を射た完璧なコメント返しで、このお気楽無責任コメントさんを封じ込めたので安心しました。
お願いだから、素人が安易に
「うちの子の赤ちゃんが見たいから、同じ犬種同士で掛け合わせよう」なんて考えないでください。そういうのを、無責任な
素人の乱繁殖というんです。
どうも昨今日本では、第○次愛玩犬ブームで、にわか愛犬家がすごく安易に素人繁殖することが多いようですが、カネ儲けが目的かどうかの違いだけで、結果はパピーミルと同じです。犬の繁殖にどれだけのリスクがあるか、知っていても無視するのがパピーミル。知らないでやってしまうのが素人繁殖。どちらにしても無責任の極みです。
私の希望、私の生き甲斐、私の最高の幸せを与えてくれたHopeは、2004年の11月11日に我が家へ来ました。パピーミルで、子犬を生産する母犬として、それだけのために檻の中に閉じこめられて、子犬を産むだけ産まされて、生産機能が落ちた途端に捨てられて、死にかけたところをコリーレスキューに保護されました。当時5歳と言われていました。
口の中はウィルス性の病気でボロボロ。ほとんどすべての歯を取り除く手術も受けました。それから、できる限り大切にしたつもりだったけれど、2年半しか生きられませんでした。
うちに来た頃、6歳になっていたとしても、9歳に満たなかったことになります。獣医の所見では、10歳を越えていたように見えるとのことでしたが。
どちらにしても長生きはできなかったHope。一番楽しかったはずの時期を、汚物まみれでケージの中で、ただ生きていたHope。私は、心からパピーミルを憎んでいます。
2004年11月11日 「重大発表 我が家に希望がやってきた」
ペットショップで犬を買わないでください。その子達のお母さん犬は、Hopeみたいな目に遭っています。誰かがショップで買っている限り、パピーミルはなくなりません。どうか、もう誰もあんな目に遭わせないでください。
今日もシェルターでは放棄された動物たちが命を奪われていきます。素人が「うちの子の赤ちゃんが見たい」なんて安易な気持ちで繁殖をしないでください。動物を飼うのってすばらしいけれど、ある意味一生のコミットメントです。重大な責任です。意識してほしいです。
「いぬはしあわせであるべきなのよー。」

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