ここ最近、色々な作家の本に手を出しても、なかなかハマるまではいかなくて、「図書館で一回読めば気が済んだ!」というものが多いのですが、一人、「いつか手元におきたいな、古本か、文庫待ちだな!」と夢中になっている作家がいます。
ブログの「読書録」にも度々登場するのでお見知りおきかとも思いますが、その作家の名前は
伊坂幸太郎氏。氏の本は「陽気なギャングが地球を回す」が初めてでしたが、今度の5月21日から映画として封切られます。面白いのですか、先生。「ラブストーリー」要素があるって…?そんな内容じゃあなかったですよねぇ、原作は。
ともあれ最近知った作家で、「全作品が読みたい!(≧▽≦)」と思わせる作家は伊坂氏くらいです。その氏の小説を又読むことが出来ました☆
・アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎・著(東京創元社刊)
ストーリー
引っ越したアパートで出会った悪魔めいた長身の美青年から「一緒に本屋を襲わないか」と強盗計画を持ち掛けられた僕。標的はたった一冊の広辞苑。「重力ピエロ」の著者による清洌なミステリ。
なかなか、物語の核心が掴めず、どういう風に繋がるのか!?とドキドキしながら読みました。散りばめられている伏線?というか、登場人物たちの思わせ振りともとれる意味深な表情。この人の小説は凝っているなあ〜と予想に反する展開に感嘆しきりです。
読後感も独特で…これが寂寥感というものなの?と常に感じたことのない不思議な感覚に戸惑います。決して悪くはないのですが、「あー良かった!」というハッピーエンドとは違う、色々複雑なものが胸の中を跳ねています。
人間臭いような、カッコイイような、格好つけのような、軽妙でいてドロ臭いような、フィクションだ!と思いつつ、身近にあり得ない話といいきれないような…そんな息もつかせぬ物語でありました。
相性のいい作家との出会いって、本当に嬉しいです!
「アヒルと鴨のコインロッカー」の意味、分かりかねますよね。どういう意味が含まれているのかは読んでみてのお楽しみ!(^m^)この題名、好きだなあ。ブータンってそういう国なんだーと思った話でもあります。
ちなみに「陽気なギャングが〜」に繋がる登場人物の名前を発見し驚きました。続編、出ないかしら!
※伊坂氏の小説にはかなりベタ褒めしがちだったりするので、話半分に聞いて下さった方がいいかも…(^^;ゞあまり参考にならない読書録で済みません。