児童書をたまに読みます。一番好きな児童書は
ベバリィ・クリアリー氏の代表作
「がんばれヘンリーくん」シリーズなのですが、これがこの年になって読んでも大変面白く、この本に出会えたことは私の人生においても最も有意義なことの一つになりましたので(^^ゞそれ以降、ますます気になる児童書はチェックするようにしています。
といっても、なかなか合う本とであうのは難しいものがあり(^-^;読むのが大変というものもありました。今回読んだものは初めての作家でたつみや章氏といいます。
・ぼくの・稲荷山戦記/たつみや章著
ストーリー
主人公は中学生のマモルくん。先祖代々巫女の家系であった彼のうちに守山さんという不思議な大学院生が下宿にやってくるという。自然あふれる裏山に大企業のレジャーランドの計画が持ち上がり、マモルは守山さんとともに反対運動を起こすのだが…。
よくあるといえば、よくありそうなテーマです。守山さんの
正体も、そんなに意外性もないのですが、なんでこんなに心に沁みるのでしょう。
人間も自然の一部であるのに、いつの間にか自分たちの思い通りにならないことはないんだ!−と錯覚している節があるような気がします。自然保護の活動など殆どしたことないので、私も偉そうなことは言えません(-_-;でも、そういうことを考える機会を与えてくれる、素直に考える気にさせてくれる、押し付けがましくない作品だと思いました。
最近の気象異常がリアルに心に響きます。
子供の頃に出会う本ってきっと今よりずっと印象深く残ると思うんですよね。(「がんばれヘンリーくん」との最初の出会いは、小学校低学年時代図書館ででした。すごく印象深く、数年前いい年になって、改めて全部集めて読んでみたら…もう、
楽しくって!(*^^*))
「いい本だから読みなさい!」という感じで顔にグイグイ押し付けるようなことはしたくない…(^-^;ふと「読んでみようかな?」というような自然なスタンスで手に取り、こういう問題も今、地球のあちこちで起こっているのだよ、ということに気付くというのも、視野が広がっていいのではないかな?と思います。
たつみや章氏には以前から興味がありつつも、なかなか読むまでいかなかった私に「なかなかいいから読んでみなよ」とトンと背中を押すように勧めてくれた、FTと児童書の師匠というべき友人hashi君に感謝します。(そう言いつつも彼女と私、
びっみょう〜に好みが違うところもあるのですが(^^;ゞ私の気付かない作品も沢山知っていて、色々教えてもらいました)
作画は林静一さんです。