とりとめのない読書はライフワークとして日々欠かしません。(読むのは相変わらず遅いですが…(-_-;)ということで、恒例の(?)読書録まとめです。
どうころんでも社会科/清水義範・著
この前読んだ「理科」が大変面白かったので今回は「社会科」を読んでみようと思いまして(^m^)理科とは赴きが違いますが、基本的には清水節。ウィットに富んでいて挙句にためになるのってんですから、お得です。それにしても、地理にかなり疎いので(-_-;昔の貿易の流れを追っていくのに大変でした。度々出てくる清水的フレーズ「ところがである!」の私の言い方がなんだか奇妙だ、とTE氏に指摘されました。…??イントネーションがオカシイのでしょうか?(+_+)
砂漠/伊坂幸太郎・著
ちょっと久し振りの伊坂幸太郎作品。伊坂流青春群像ってこんな感じになるのかしら?いかにも氏のキャラクターらしい西嶋君の生き方が個性的で良い。実際いたらかなり引くところもあるかもしれませんが、まっすぐ、純粋にオカシク生きる姿が眩しかったです。と言いつつ、伊坂氏の物語に登場する女性キャラクターも男性キャラクターも描写の仕方なのか、あるパターンがあるようで、少々「またかー」と思っちゃったりして(^^ゞ
ぶらんこ乗り/いしいしんじ
「ポーの話」「プラネタリウムのふたご」のいしいしんじ氏の初期長編。この方の物語を読んでいると、様々な伏線とトラップ(?(^^ゞ)が仕掛けられているのでドキドキします。今までの作品を読んで魂をえぐられてた私は、今回もあまりショックを受けすぎないよう、色々考えながら読みました。にも関わらず!まんまと穴に落ちボーっとしてしまったりして、さすがいしい氏だなあ!と頭をかきました。悲しみの泥沼に陥ってもそれに酔うことなく、大切な人を救おうとする強さを持つ人の物語です。ちょっとクセがあるので要注意。
東京は秋/荒木経惟・陽子秋の東京をノスタルジックにたっぷりつづった写真集。一枚の写真を見て荒木夫妻が「あーこれね!この部分がいいだろ?」とか「あなたそういうとこあるわよね〜」などと、とりとめなくのんびり語り合う構成で成り立ってます。今とは全く様変わりした東京を眺めつつ、アラーキーのポリシーに「へ〜」と感心しつつ、お二人の時間を目の前で拝聴させてもらったような、こそばゆい気持ちになりました。あとがきにある、アラーキーのポツリとつぶやいた言葉に胸がいっぱいになり、またちょっと泣いてしまいました…。
妖怪アパートの幽雅な日常/香月日輪・著
児童書です。ということでかなり読みやすい。でも、童話というほど子供っぽい話ではないし、対象は中学生〜高校生くらいでしょうか。ライトノベルのような雰囲気。私は好きです、この話。中学生の時に読んだりしていたらかなり影響受けていたかも(^-^;妖怪アパート、いいじゃないですか!ホント住みたいですよ〜。食べ物がメッチャ美味しそうで…手首しかない幽霊の作る料理だろうが、あんなに美味しそうなら問題ないですよ!ということで、続きも読むつもりです。いいなあ、このアパート。
煌夜祭/多崎礼・著ファンタジー・ノベル大賞をこれで受賞なさった多崎礼氏のデビュー作です。表紙を本屋で見て、なんだか印象に残り、買おうかどうしようか散々迷った挙句、図書館で借りました。買っても良かった。物語の語り部として、なかなかどうして素晴らしいものを持っているような気がしました。独特の雰囲気も出ていましたし、自分の世界を作り出せていたと思います。先が予測出来そうで、そう簡単には読ませないというところが良かった!FTといっても日本人のファンタジーは大変読みやすいのでFT好きな方にはお薦めです。次回作も既に手がけているとのことで、今度は身銭を切って購入するつもりです。楽しみ〜☆
気になったものはすぐ図書館で予約していくので、いつまで経っても自転車操業のように余裕がありません( ̄□ ̄;)友達から借りた本も読みたいのにィ!が…頑張らねば!(>_<)