母が本を破りました

つい、勢い余ってという感じで。
その日、買い物に行った途中にある古本屋のガレージに読みたい本を見つけた母は早速購入。帰宅してホクホク読もうとしたら、なんと!その文庫本には以前の持ち主による
書き込みがそこかしこにあったというのです。
一番多かったのが
傍線。たまにいますよね、本に傍線引いちゃう人。自分の本ならまだしも、たまに図書館で借りた本に我が物顔で線(またはくだらない書き込み)を書いているおバカさんもおりまして、怒りを越え、言葉もありません。
母が買った本はやたらめったら傍線が引いてあったらしく、大事なところに引くだろう傍線を、端から端まで引いちまったら全く意味なんてないんじゃないか。その、引いた労力とは全くもって無駄なんじゃないか…

と思ってしまう。
このままでは傍線が気になり(何しろ端から端まで引いてあるので)腹立たしくて読めやしない

という母は、すべての傍線が鉛筆で書いてあるのを幸いに、読む前に全部消そう!と決意


し、せっせ、せっせと消していたそうです。
そして、力余って某ページを軽く
クシャッと破ってしまったとか…

その後も「ドンマイ!」と(誰も言ってくれないので)自らを励まし、めげることなく消し続けたそうで、目的を達し終えた母は妙にすがすがしい顔をしておりました。(1ページ破っちゃったところが不器用な人柄をよくあらわしています)
本に文字その他を書く習慣が全くない私には、こういうものを目にするにつけ、非常な違和感を覚えます。公共機関の書籍は
自分のものではないのだから、落書きなんかしちゃいけない-ということが分からないのか。まあ、自分の本なら好きにしてもいいのだろうけど、そこまで書いたのなら売るなよなーと思ったり。しかし、まあ、実際買い取ってくれるところがあるのですから、売るということもあるわけで、買い手が自分で気をつけるしかないのかしらん。
教訓-古本を買う時は中身をよくチェックし、納得してから買うようにします。