大分暖かくなって参りましたが、朝晩の気温差が激しく、体が少々ついていかないようで(-_-)時々偏頭痛に見舞われたりしています。
だからというわけでもなく、相変わらず読むのが遅い私。もっとサクサク読まないと〜と思いつつ、やはり自分のペースは崩すことが出来ない頑固モノです。
【図書館危機】有川浩・著
「図書館隊」シリーズ第三弾。前回の最後が非常に気になる終わり方だったので、そんなに日をおかず続きが読めて嬉しかったです☆非常に読みやすくエンターティメント的ストーリーに唸りつつも、微妙に違和感を感じるのは毎度のことで、大絶賛に至らないのは登場人物のキャラクターにそれほど魅力を感じないからなのか、作者との相性の問題なのか?ともあれ、次の巻で完結とのことで、ガンガン盛り上がっていく最中という感じです。
【東京人生】荒木経惟・著
東京というテーマでありつつ、アラーキーの人生を区切って編集した風を装っているようでもあった。彼は中で「写真は過去を進行形にする」と言っていて、それは例えばもう既に亡くなってしまったうちの祖母の写真だったりするのだけど、それを見た瞬間その時のざわめきというか祖母の発したであろう高い声などが、フワッと脳裏に蘇り、過去なのに今動いたような錯覚を覚えるのです。それは錯覚なのですが同時に今私の中で起こったことで、ああ、こういうことをアラーキーは言っているのだな〜と改めて気付く機会を与えてくれる彼はやはり凄い写真人だ!と思うのです。やっぱり陽子さんの写真が一番好きで、彼女の亡くなった後のスニーカーの写真ほど切ない写真を私は知りません。
【無銭優雅】山田詠美・著
久し振りに山田詠美読みました。前回読んだのはもしかして10年前!?友達が好きで初めて読ませてもらったのが「蝶々の纏足」だったような。この「無銭〜」はどっかの雑誌で「これはいいよ」みたいな記事を読んだのをきっかけに何も考えず予約入れてみました。私は彼女の作品にはハマらない人種のようなので、これもサラリと読み終えましたが、主人公とその恋人二人になんのシンパシーも感じなかったのが悲しい。好感も嫌悪も覚えない感じで、だから心に響くものもなかった。最後の一行の意味がワカリマセン…。
【自分は死なないと思っているヒトへ】養老孟司・著
親しい人を亡くし、可愛がっていた動物も亡くしてきた私は決して「人は死なない」なんて思っていないのですが、どんなことが書いてあるのか興味を持ったので借りてみました。読んでみて、あんまり題名とは関係ないような気がしたし、何よりも気になったのは色々なところに書いたものをこの題名をテーマとして一つの本にまとめたかたちをとっているらしく、違う章になる度に同じことを何度も繰り返しているように思え「さっきも聞いたよ…」と思ってしまったこと。いや、何度も聞くことでインプットされるならそれも必要なのかもしれませんが。印象に残ったことは、都会では人がなんとかならないものはないと思っている節があり、養老先生は虫が超好きだということ。「知る」ことは自分を変える行動であるということ。
【妖怪アパートの幽雅な日常C】香月日輪・著
のんびり続きを借りている児童書シリーズ。相変わらず手首だけしかないるり子さんという幽霊の作るご飯が美味しそうで!それを食べることが出来るアパートの住人が羨ましいったらない。今回のテーマは人と人とのコミュニケーション(特に若者?)なのかな?そんな重い書き方ではないのですが、ああ、そうかもねー私も気をつけないと、などハッとさせてくれたりするので、なかなか侮れません。主人公が幸せそうな姿を見ると私も嬉しくなります。ほのぼの〜とした気分になってしまう本。
その他には西尾維新の「化物語」を上巻の始めの方で早々に挫折したり(「戯言使いシリーズギリギリだった私ですもの、これはさすがに無理ですっ。最後まで読めば面白かったのかもしれないけど、耐久力が持ちませんでした(-_-;)吉沢深雪さんのイラストブックを熱心に読みふけったり(彼女のイラストも生活のアイディアも大好き☆「あ、じゃあうちはこうしてみようかな!」てな具合に単純な私は触発され、セッセセッセ部屋をガタガタさせております)消しゴムハンコの本を見ては唸っています。あと、マレーク・ベロニカとアン・グッドマンの絵本も欠かせません。
そして、今読んでいるのは斎藤美奈子女史の「それってどうなの?主義」でして、これが「文章読本さん江」以上のかなり毒舌振り。ちょうどもうすぐ都知事選だし、(鵜呑みはいけませんが)色々参考にさせてもらいます。