今、図書館で借りた
「怪力乱神」(加藤徹・著)という本を読んでおります。
どういった本かいうと
怪異、暴力、乱倫、神秘…。孔子が正面きって語ることを避けた「怪力乱神」の世界も、見方を変えれば、豊かな発想の宝庫である。中国古典に封じ込められた奔放な想像力と世界観を読み解く。
とのことで、実際読んでみると「読み解く」部分が非常にしっかりしていて、興味深い。もっと、中国の神様及び「山海経」などに出てくる妖怪が沢山出てきて辞典みたいな様相なのかな?と思っていたのですが、そうではなく、テーマごとに分けてガッツリ掘り下げ記載している。漢文あり、漢詩あり、とても読み応えあります。江守徹になりきって朗読するも、あんな風にしっとりと情緒深く読めず…ガックリ(T_T)
そんな本を読んでいるからか、今日、会社の休憩時間に一番新人の(見てくれは老けている)k-sa氏が
「okaさんに、この前出張に行って怖い思いをしたって話、聞きました?」
と聞かれ
「知らないよ!何?」
と問うと
「かなり、怖かったんですよー!」と言うから
「
お化けの話!?」
と、素っ頓狂な声(高くてデカくて裏返っている)を上げてしまいました…。
実際、どんな話だったかというと、車を運転中に事故直後の現場に遭遇した-ということで(まだ救急車も来ていない)確かにゾッとしたのですが、その前に素っ頓狂な声で「お化け!?」と叫んでいる手前、なんだかバツが悪かった(T_T)
「怪力乱神」、もう少しで読み終えます。今までの中で一番印象に残っているのは第三章・変身と幻獣の章での一文。
国家権力はいつの時代も胡散臭い秘密に満ちている。
家康と肉人。穆公と鳥人。ケネディと宇宙人。
「ケネディと宇宙人」って…(^^;ゞ一気に気分はロズウェル?(宇宙人に全然詳しくないけど)
時々このように「ヘッ?」と肩の力が抜けるような描写があって、加藤センセーの文章は面白いです(^^ゞ(基本的に大真面目な本ですが)
怪力乱神
加藤徹/著
中央公論新社刊
1800円+税