すっかり、読書録書くの忘れてしまってたまってしまった本を思い出し思い出ししながら記載していきたいと思います。インパクトをあまり受けなかったものはかなり忘れてしまっているフシも…
うめめ Today's Happening/梅佳代・写真
とっても面白い視線で写真を撮る若者、うめかよ。この「うめめ」という写真集は見ていて「なんだこりゃ!?」とギョッとする写真が多々あり、そのあとフフフフ〜という脱力的笑いがこみ上げてきます。人々の表情がいい。こういう写真はアラーキーが好きそうだ〜と思っていたら、彼女が出世するきっかけの賞を取った際、とても押したというのがあの荒木経惟氏だったそうな。本屋さんで中が見れるようなら是非覗いてみて下さい。心がくすぐりたくなる写真がいっぱいです

駅神/図子慧・著
気まぐれに現れる謎の易老人。彼に助言を求める悩める人々の人間模様…かな?(^^ゞ表紙がしっとりしていて興味を持ちました。ミステリっぽい仕立てな割に「易」要素が強く、ちょっと読者を置いてきぼりにする感じもしましたが、基本がほのぼのしているのでそういうものが好きな人には合うかも。短編の一つが非常に中国ファンタジーの様相を呈していて、どうせならそっちを強化してくれた方が私好みだったかな(^^ゞ図子慧さんは初めて読みましたが、文章的にはそんなにクセがないような気がしました。
俺が俺に殺されて/蒼井上鷹
前回読んだ「出られない五人」に次いで氏のミステリは二度目。前回のラストにも首をひねりましたが(いい調子で進んできて最後にドーンとブラックなんだもの)今回も微妙にそんな感じ?ミステリには疎いので、この特異な設定がミステリ・マニアにどう受け取られるのかワカリマセンが、こんがらがった設定には興味津々でした。なんとも不運な登場人物は前作と同じで、そのどーにもならなさをコミカルに書くのが上手い。でも、最後が全然爽やかじゃない。微妙にバランスが悪い印象を受けますが、コチャコチャした設定を丁寧にほぐしていくのはすごいなあと思いました。
吉原手引草/松井今朝子・著
別に直木賞を取ったから読んだのではありません。図書館で予約している中、受賞したとの報が。(←どーでもいいか)松井さんの作品は以前に「東州しゃらくさし」というものを読んでいたのですが、それがなかなか巧みで面白く、また氏の作品は読みたいなあ〜と常々思っていました。で、あれやこれや目移りしているうちに、2作目読むのに10年以上かかってしまって…(^^;ゞさて、この作品は吉原一を誇った花魁葛城の失踪の謎を中心に、緻密に構成された物語です。吉原に生きる人々の悲喜交々を丁寧に綴っていて、遊女に身を落とした女性達の心の内の深淵な闇に潜む、ドロリとした澱のようなものがかいま見えるようで、それを取り巻く男達の様々な思いも交錯し、人間の業のようなものを思いました。
桜庭一樹日記/桜庭一樹・著
前回読んだ「読書日記」が読んでいてとても楽しかったので、調子に乗って「日記」にもトライしてみました☆面白かった!桜庭さんの徘徊(?)している場所が身近なのでそういうのでもリアルに読み進めることが出来たし、創作に際して(その作品の内容によるのでしょうが)自らの心身を追い詰めるような激しい姿勢におののきました。最近出た新刊「私の男」を書いている時のテンションがすごくて…モノが食べられず、ガリガリに痩せていき、究極に研ぎ澄まされた精神で綴るその作品を是非とも読んでみたい!と、日記を読みながら興奮したものです。もちろんそれだけではなく、空手黒帯の彼女、友達に絡んできた男を「押忍!」投げ飛ばした逸話など(友達には「やりすぎ!」と後で怒られたらしい)楽しいエピソードもいっぱいです。読んでて元気になるようなエッセイでした。
と、今日はここまで!(^^ゞうーんうーん…頭の中の語彙がきちんと整理されていないので、上手い具合に上手い言葉が出くて苦しい!こう、スッと出てきて欲しいもんです。(しゃべっていても変な言葉が出てきて「これ違うなあ…」と首を捻ること多し)もっと整理しないといけません。