知らない作家もどんどんトライ!図書館万歳!な読書録です。
恋愛小説ふいんき語り/麻野 一哉・飯田 和敏・ 米光 一成著/ 出版 : ポプラ社
私のすごく好きな「ふいんき語り」シリーズ最新作。今回は女性作家による恋愛小説を全20作これでもかと語り尽くします。メチャメチャ
面白かった!突っ込みが鋭くって〜不覚にも座椅子ごとひっくり返って笑ってしまった。面白いなあと思うのが、一つの作品でも三人の意見が全く違っていたりして、尚かつ私も読んだことあるもので(殆ど読んだこと無かったですが(^^;ゞ恋愛小説疎くて…)三人が絶賛している部分に全く共感出来なかったりして、人の思いは千差万別!と、改めて思った一冊でした。
「1日30分」を続けなさい!/古市 幸雄著/出版 : マガジンハウス
まず、私が何を思ってこの本を図書館で予約したのか覚えていません。何ヶ月も待った挙句に手元にきたのですが、予約した時の気持ちが思い出せず、首を傾げつつ読みました。著者の「やる気の無いヤツは知らん、勝ち組になりたいヤツオレにだけついてこいー!」的な情熱におののく。と言いつつ、これを読んでいた時、体調不良で眠かったので…あまり内容が記憶出来ておりません、スミマセン。最後の方では自分の使用している椅子とか耳栓とかシャープペンとか丁寧に紹介してくれていて、この人は面倒見がいい人なんだなあと推測します。この通り実践してったら確かに成功するかも、でも実践するのはすごく難しいよ

!というのが実感。要は気合いなのでしょうか。
みなさん、さようなら/久保寺 健彦著/出版 : 幻冬舎第一回パピルス新人賞受賞作。団地から故あって出ることが出来ない小学生男子の葛藤と成長を克明に描いた作品。様々な描写が丁寧に綴られているのでリアリティを感じました。新人とは思えない筆力!好みを言えば、そんなに好みではない話と文章なのですが、一気に読ませる力はすごいと思います。相変わらず主人公に共感できず、登場人物の誰にも感情移入出来ず…という感じで(^^;ゞ色々思うところもありますが、好みの問題なので。青春小説好きな方には合うかも!
奇談蒐集家/太田 忠司著/出版 : 東京創元社
「求む奇談!」という 謎めいた新聞広告を見た人々が語る不思議な体験集。喜ぶ主人の傍らで耳を傾ける美貌の助手が一言突っ込みを入れると、妖しげな奇談は種も仕掛けもある事件へと変化する−という物語。初めての作家さんでしたがとても楽しんで読むことが出来ました。最後がああいう風に終わるとは〜そのひねり方は全く予想していなかったので驚きました。文章のクセはそんなにないし、読みやすい。サラリと読ませてラストに驚かせるためのトリックもちゃんと散りばめてあるという…自分の予想をヒラリと越えて魅せてくれる小説でした。続編は…ないかなあ。読みたいんだけどなあ。
錏娥哢奼/花村 萬月著/ 出版 : 集英社
以前ちょっとブログでふれましたが、クサヤのようなもの凄いクセのある小説との噂も高い作品「錏娥哢奼」。最初はギョッとしつつもワクワク読み進めたのですが、最後まで読んで…ちょっと私の好みとは違うかな?と首を傾げました。キャラクターが濃いィんですが、主人公の錏娥哢奼がイマイチ薄い感じがして…もう少し彼女を好きになれたらもっと読後感も違っていたかもしれません。まあ、美しさから何から超越したヒトらしいので、共感なんか出来ないのかもしれませんが〜。読みにくさはありませんでしたが、話の方向性にも共感することが出来ず、オロオロしながらついていく感じ。蛆神様の描写が一番印象に残りました。ご飯食べながらは読めない小説かも(^^;ゞ
日本化け物史講座/原田 実著/ 出版 : 楽工社
日本の古代から現代に至るまで、出現した数多の「化け物」の中から代表的なモノを取り上げ、その歴史を丁寧に綴った「化け物」入門。かなり解りやすく解説してくれているので読んでいて「へーそうだったんだ!」と思うことしばしば。八岐大蛇って頭が8つってのは知っていましたが尾も8つに分かれているのですね!それで胴体は一つなのか…と思うと、どうにも落ち着かない。もっとまとまらないものか?と未だに変な気持ちがします。いわゆる「化け物」が誕生した背景など考えるととても興味深かったです。
暁と黄昏の狭間1竜魚の書/西魚 リツコ著/出版 : 徳間書店
ファンタジーノベルが好きなので(^^ゞつい手にとってしまいました。ファンタジーの世界観というのは作家によって独特なので、その世界に入れるか入れないかでその本が面白くなるかならないかの分岐になると思います。(FT苦手という人も沢山いて、その気持ちも少し分かる)今回は初めて読む作家さんでしたが、すんなり読み進めることが出来ました。まだ物語は始まったばかりで2巻目も既に刊行済。読まねば!主人公が暗い感じなので、今後バシバシ成長していって欲しいというのと、格好イイ騎士役の人があまりに格好イイ感じがして物足りないので、もっとこう奇妙な要素もあれば楽しいかなーそうなって欲しいな、というのが個人的希望です。
「ふいんき」語りは面白いなあ!また出ないかなあ!と、うずうずしています。笑うっていうのは心にも体にも大変いいことなのです。生活にあればあるだけ、楽しい感じがしますよね〜。