2011/8/21  20:37

【読書感想】Under the Jolly Roger - L.A.Meyer著(Bloody Jackシリーズ3巻)その3  読書&アート

本題には関係ないのですが、まず一言。明日8時から、現代版シャーロック・ホームズ「シャーロック」がNHK BSプレミアムで放送だそうですよん。

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock/

私と趣味が似ていそうな人々の間で(笑)大人気なので、期待大です。

さて、本題。

以下ちょいばれ

このシリーズ、今のところ8巻まで出ていて、どれもそれぞれ面白いのだけど、今のところ3巻と4巻が最高かなあ。

4巻の方が、ひとつの話としてはまとまっているのですが、3巻は、その後に繋がるステキ設定がいろいろと初登場するのですよね。

まず、ボストンに残してきた親友の文学少女エイミーが、ジャッキーに聞いたドルフィン号で彼女の経験を元に、「Bloody Jack」という題名のノンフィクション本(!)を執筆出版し、アメリカとイギリスで大ベストセラーになっているという設定。メタだ...

ウルヴァリン号に乗艦したジャッキーが、士官から士官候補生から水兵まで、全員がこの本をまわし読みしている(字が読めない水兵は読んでもらっている)のを知って嘆くところも面白いです。

それと、この艦初登場のヒギンス。どこぞの公爵家の執事をしていたのに、生来の冒険好きがおさえられず海に出たくなり、艦長付き給仕としてウルヴァリン号に乗っていたヒギンス。オーブリー艦長ならキリックの役どころですが、もちろんキリックは大違い、品性下劣な主人に仕えていても 完 璧 な 執事であります。もちろん予想通りジャッキーに惚れ込み、この後は彼女の執事として、忠実に仕えつつ、同時に彼女をしっかり教育もしてゆくことに。彼のキャラ描写は、(英国人ではない)アメリカ人作家ならではの「執事萌え」っぷりが楽しいです(笑)。(いや、作者は男性なんですけどね。)

執事としての、彼のジャッキーへの最初のダメ出しが「脚の毛を剃りなさい」だというのがまた...(笑)

3巻はとても長いのですが、その中でこれでもかってぐらい疾風怒濤の展開がつめこまれていて、最後はトラファルガーで締めるあたりもサービス満点。

ま、とにかくこのシリーズ、おすすめです。オブライアンと違って英語も難しくないし、原書読み初挑戦にもオススメですよー。



2012/12/3  13:34

投稿者:Kumiko

makironさん

いえいえ、何度でもどうぞ〜♪

「自分をちょっと突き放して見ている」というのは、本当ですね。他のヒロインキャラと一味違うのは、そういうところかも。

4巻は、本当に読むのやめられないですよね。そうそう、クラリッサはすごいですよね。船員たちの率直な反応から、クラリッサは他のお嬢様たちと比べてもとびぬけて美人なのがわかるのですが、本人もそれをわかっていてちゃんと利用して、ジャッキーが「親しみやすい」感じで船員を懐柔するのとは逆にお高くとまってじらしてじらして、最後の最後のここぞっていうところで「私、お風呂に入りたいのよ〜!」と言い出すあたり...

「感想」には書き損ねたのですが、私はクラリッサとケイティの他には、堅物説教少女のコンスタンスの成長にぐっときました。

ほんとに、この巻だけでも映像化してほしいですー!(実は、「ハンガー・ゲーム」のポスターで弓をかまえているジェニファー・ローレンスを見て、「あ、ケイティだ」と思ってしまった私w)

2012/11/28  20:51

投稿者:makiron

Kumikoさん、何度もコメントしてすみません〜

私もジャッキーの楽天的なところ好きです〜。自分をちょっと突き放して見ている感じもあって、いいキャラクターだ。
やはりジョセフ・ジャレッドですよね!ジャッキーと似た者同士でいいと思うのです。もっとレディらしくとか、家にいて欲しいとか言わなさそうだし。また登場するみたいなので、楽しみにしてます。

4巻、読みました(先週末は4巻読むために外出もせず、お風呂にも入らず、、、人間失格)。最高に面白かったです!!
いや〜クラリッサ、凄い子ですね!! 脱出前の重要なパートは本人もけっこう楽しいんでいる(?)という、本当にジャッキーのいいライバルですよね。他の女の子達もどんどんたくましくなって、ジャッキーもびっくりするぐらいそれぞれ本領を発揮していくのがいいですね。もう4巻だけでも映像化して欲しいです。

2012/11/26  15:04

投稿者:Kumiko

makironさん、こんにちは!(返事が遅くなってごめんなさい。)
3巻、面白いですよねー!エイミーの本は、これからも続々と出版されるようですよ(笑)。
ウルヴァリン号の士官たち(艦長以外)は、いい人たちなのに気の毒ですよね...彼らはどうなったのだろうか。
ヒギンスはすばらしいキャラですよね。彼がゲイだということ、ずっと後にもっとはっきりくっきり描写されるまで気がつかなかった私はニブい(笑)。
私もジョセフ・ジャレッド好きです。ジャッキーのLove Interestの中では、一番良い男かなー。ま、ジェイミー君やロビン君は男というよりまだ「男の子」だから、しょうがない(?)のですが。彼らの名前は「モリー・フランダース」から来ているのですね。知らなかった。
3巻は、ジャッキーの生き方が当時のヨーロッパ社会とはどうしても相容れない、だけでなく、社会から容赦なく攻撃されるものだということがはっきりしてくる巻で、楽しい一方でなかなかに切ない話ではあるのですが、でもジャッキーの楽天的な性格のおかげで暗くならないところがいいです。
4巻も面白いですので、楽しんでください!

2012/11/21  0:09

投稿者:makiron

(続きです)

ジミーは2巻から引き続きすれ違い、Robinもでてくるし、Jackey's belovedなのにフェイドアウトかと心配になりましたが、ちゃんと最後で復活してよかった。電話もメールもない時代は連絡が大変ですね〜。(ジャッキーがドロフィン号の士官候補生からこっそり借りて読んでいた「Moll Flanders」の1番目の夫の名前がRobinで、4番目がJamesだそうです。)
私はMaster's MateになるJoseph Jared がいいです〜。大砲の訓練中にこの人につい見とれてしまうジャッキー、No, girl, you keep your mind on the job at handって自分に言い聞かせているのがまたジャッキーらしくて面白かった。またどこかで再会して欲しいです。

今4・5巻とホーンブロワーのDVDの配達を待っている所で、届いたらますます社会生活に支障がでるけど、4巻を読むのが楽しみです。
最後に、2年前に書かれた記事に長々とコメントしてすみません。今、周りにこの本の面白さを共有出来る人がいないので、、、Please bear with me :)


2012/11/21  0:07

投稿者:makiron

Kumikoさん こんにちは〜
3巻読み終わりました。長靴をはいた猫と従う三銃士に狼男達、アイルランドの(素人)海賊達、最後のトラファルガーの海戦まで、盛りだくさんで面白かったです!! 要所要所で効いているエイミーの本(2巻はあるのか?)に、Superbすぎるヒギンスさん(私もいっぱいダメだしされそうです)も楽しいですね!! 
個人的に好きなのは、ジャッキーが嵐の夜の当直時に勝手な判断で持ち場を離れたことを、Pinkham士官から叱責されるところです。もうジョークの「Midshipman Faber」ではなくて、ちゃんと部下として注意・指導されているのがわかっていいです。元部下達がジャッキーのことを自然にLieutenantと呼んでいるのと、最後にWolverine号の新艦長がGood Bye...Lieutenant Faberと呼ぶところにホロっとなってしましました。

海軍卿との会見はジャッキーが内心びびりながら、でも渡り合っているのが痛快な反面、海軍での任務に誇りを持っているのがわかるので、本当は良くやったって正当に評価されたいよね、男だったら次のポストが約束されているのに!!と(小説だと分かっていても)真剣に腹が立ったり、切なくなったり。でも組織の1員になったら、それは大変なのも描かれていて、Wolverine号の士官達みたいに非道い艦長の下で悲惨な状況だけど、海軍でのキャリアのことを考えると動きが取れないとか、ジミーが命令でエメラルド号を沈めたように、個人的な感情で勝手なことは出来ないし、命令には逆らえない等、ティーン向けの小説なのに本当に色々考えさせられました。



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