2004/9/28  1:31

マーサ・グライムズの「パブ」シリーズなど  読書&アート

まず、たまには今後の更新予定を。

オーブリー&マチュリン9巻の「感想」は次回で終了です。29日か30日にアップ予定。

今日、「ミステリー、アラスカ」のDVDと一緒にマーサ・グライムズ「パブ・シリーズ」19巻がAMAZONから届いて、しばらくはこちらを読むので更新はお休みです。1週間ぐらいの予定ですが。

その後の1週間で10巻の翻訳を読んで(まだ読んでなかったのだ)短く感想を書き、11巻の感想には10月中旬に着手して、今年中には終わらせる…予定。9巻は3ヶ月以上かかってしまったけど、11巻は2ヶ月以内で終わらせるぞ〜(ささやかな決意)。


さて、ここからはマーサ・グライムズ作のミステリの話ですので、興味のない方は飛ばして下さい。あと、未訳分の本について、はっきりしたネタバレはしませんが全体の感想とか書いてしまうのでご注意を。

パブ・シリーズ(リチャード・ジュリー&メルローズ・プラントシリーズ)も、翻訳が出なくなってずいぶん経ってしまいました。13作目の「レインボウズ・エンド亭の大いなる幻影」が最後で、その後、(14)The Case Has Altered、(15)The Stargazey (16)The Lamorna Wink (17)The Blue Last (18) The Grave Maurice (19) The Winds of Change ...と6作も未訳が溜まってしまいました。

私、以前はこのシリーズがものすごく好きで、特に15巻の「The Stargazey」のオシャレな面白さには大興奮して、その勢いで公式サイトの掲示板に参加したり、サイン会のためにはるばるニューヨークまで出かけたりもしたのですが…

16巻以降は、正直に言って、翻訳出なくてもいいかなあ、なんて…

全然面白くないというわけじゃないんですよ。ただ、あまりに暗い!

初期・中期のシリーズにも暗い面もあったのですが、それは恋愛関係の悲劇とか、秘められた過去の傷とか、どちらかというとロマンティックなラインの「悲しみ」でした。私は基本的にユーモアに溢れた明るい話が好きですが、パブ・シリーズはユーモアと悲しみがほどよくブレンドされていて、そういう所が好きだったのですが…

ところが16巻以降は…暗いのです。それも現実の犯罪の悲惨さをもろに取り入れているような「暗さ」で。作者に何か、心境の変化があったのかなあ。

なにより、毎回のように子供が被害者になる犯罪が出てくるのは、かなり辛い。(それも性的虐待がらみだったりするし。)特に18巻「The Grave Maurice」の展開のあまりの悲惨さ・理不尽さに、もうはっきり言って読むのやめようかと思ったのですが。

これが現実、という見方もできるし、このシリーズでなければ、別に暗いのが悪いわけじゃないのですが…うーん、このシリーズにリアリズムは求めたくなかった。どうして、「The Stargazey」のラインでいってくれなかったのかな。

でも、やっぱり新作が出ると買ってしまうのだな。19巻もやはり子供に対する犯罪が出てくるみたいで、今回は非常に迷ったのですが。まあ、作品としての評価は高いみたいなので、気を取り直して読んでみます。(これでだめだったら、もう買わないかも…)



2013/3/12  7:27

投稿者:ミステリキチガイ

パブシリーズの新訳を切望するんだが、フアンは多いと思うが。なぜ出さないのだろうね、文春さんにお願い、「新訳を出してください。


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