エピソード1
とある会の最中に、Aさんが「現役部員のためにご寄付をお願いします。練習用具や消耗品を購入する予算が不足しています。」と参加者に呼びかけました。皆さんのご好意の結果、8万9千円が集まりました。
Aさんはそのお金を持ち帰って顧問の先生と相談して使えるものだと思っていましたが、その会の代表者から「そのお金は会の参加者が出してくれたものだから、幹事会で持ち帰って幹事会で承認を取った上で改めて渡します。」と言われ、全額持ち帰られてしまいました。
Aさんが寄付をお願いしたとき、また参加者が退場されるときに、会の代表者は寄付のお願いもお礼も参加者にしませんでした。参加者の方々に頭を下げたのはAさん一人だけです。少なくとも、寄付をしてくださった参加者の方々は、その会ではなく現役部員のために寄付してくださったはずです。
後日、会の代表者に「現役部員のためにご好意でいただいた寄付なので、早急に承認を得て下さい。購入するのに間に合わなければ寄付をお願いした意味がなくなってしまいます。」とお願いしたところ、「会の財政も厳しいので全額寄付に回せるかどうかわかりません。幹事の皆さんも忙しいので承認が取れる時期もいつになるかわかりません。」という答えが返ってきました。
ちなみに、この一連の出来事の結果だけ言えば、ある幹事の方が他の幹事の方々に奔走して掛け合ってくださったおかげで、全額が購入に間に合うタイミングで顧問の先生に手渡されました。
エピソード2
とある会は、初期の頃から10年以上も金曜日の夕方の開催で、会費を含む当日に支払う金額はかなり割高です。会員数は年々増加しているにも関わらず出席するのはほぼ毎回同じメンバーで、とくに若年層の不参加傾向は顕著です。また、運営費が増大する一方で会費収入は思うようには集まらず、運営そのものが厳しくなる現状にあります。
どうして不参加なのかわかりませんが、不参加の理由・問題点はあるはずです。その理由・問題点を明確にして改善できれば、少しずつでも出席者は増えていくと思います。言い方を変えれば、人が集まる・会に出席するには理由つまり魅力や価値があるはずで、その魅力や価値には会の主旨・内容、開催日時、会費・参加者の構成、他にも様々な要因があると思います。
初期から現在に至るまで、誰も出席者を増やすための努力は全くと言っていいほどしていません。では、その努力は誰がすれば良いのでしょうか。出席者自身なのか、会を運営している幹事会なのか。
ちなみに、会を運営し活性化していく立場にある幹事会で、次のようなことがありました。
「少しでも出席者とくに若年層が増えるように会費や開催日時を見直してみましょう。」という提案に対して、「どうせ出席するはずもないから、今まで通りで何も変える必要はないでしょう。」という意見が出ました。また、「出席者を増やしていくために、幹事会が独自に自発的に考え努力して提案しましょう。」という意見に対して、「どうして欲しいのか希望もわからないのに提案はできません。何か要望があるなら主張してくるはずでしょう。」という意見が出ました。
エピソード3
例え話です。
学校のサッカー部の中に、「11人制サッカー(以下Aチームとします)」と「フットサル(以下Bチームとします)」をする2つのグループがあるとします。普段の練習は合同ですることもありますが、大会や遠征などは別々に行うことがほとんどです。また、活動に必要な予算を分けることはなく、それぞれのグループで必要な時期に必要なだけ予算を使っています。予算を使う権限は顧問の先生にあり、部員たちにはありません。
あるとき、Aチームが合宿に行きプロコーチに指導をお願いして、そのコーチ代をクラブの予算から支払いました。同じ時期に、Bチームは登録団体主催の合同合宿に行き主催者の用意したコーチに指導を受け、そのコーチ代は個人で支払いました。この事実にBチームの1人が「おかしい。どうしてAチームだけクラブの予算が使われるのか。」と顧問の先生に詰め寄りましたが、何の回答も得られず状況も変わらないままでした。
また、Aチームの有志数名が自主合宿をするためにプロコーチの指導を受けに行き、そのときのコーチ代がクラブの予算から支払われました。その結果、練習に必要な用具の修繕や購入ができなくなってしまいました。この事実を知った人が「どうして個人的な練習にクラブの予算が使われるのか説明してほしい。」と顧問の先生に質問しましたが、やはり回答は得られませんでした。さらに、当事者であるAチームの有志に「クラブの予算を個人が使うことをどう思うか。」と質問したところ、有志の1人が「練習に行ったのだからクラブの予算から支払うのは当然。」と答えました。
ちなみに、この自主合宿は学校や顧問が提案したものではなく部員が自発的に行ったもので、プロコーチに指導を依頼したのは顧問です。
フィクションなのかノンフィクションなのか、それはとりあえず考えないで下さい。これを読んだ人が「この会・このクラブ」を、どう思うか何を感じるのか。それが知りたいだけです。
もし、ご意見・お考え・アドバイス等をいただけるのであれば、伊藤までメールをお願いします。
投稿者: 1991年卒 伊藤
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