小学校で英語が必修化されるかどうかが問題になっています。
中教審の専門部会では「小5と小6対象」「年間35単位時間(週1回1
時限)」という方向で検討作業に入っていますから、伊吹文科相がいくら
反対しても導入は時間の問題でしょう。
ところで、学校での英語教育とは別に、一般の保護者が自分の子どもに
対してどういう英語教育を授けたいと考えているか、という興味深いアン
ケート調査がありますのでご紹介しましょう。
(ニチバン株式会社「こどもの英語教育について」実施期間:2006年6月
23日〜7月31日/回答者数:1,630人)
●こどもの英語教育はいつから?
0歳〜2歳 19.2%
保育園・幼稚園 36.6%
小学校低学年 21.3%
小学校中学年 6.0%
小学校高学年 7.7%
中学校からで十分 9.2%
●どんな英語教育を受けさせたいか?(複数回答)
遊びながら学べる子ども向け英語教室 61.4%
ネイティブの英語教室 44.3%
遊びながら学べる英語教材 33.5%
TV、ラジオ、ネットなどの英語講座 9.0%
学校の英語教育で十分 8.2%
●なんのために受けさせたいと思うか?(複数回答)
英語に抵抗感を持ってほしくないから 54.1%
英語に早く慣れてほしいから 49.8%
国際感覚を身につけてほしいから 37.5%
一般常識として必要だから 25.2%
海外で通用する人になってほしいから 25.2%
●月額いくらくらいまで出してもよいか?
0円 5.0%
3,000円未満 21.2%
5,000円未満 45.0%
1万円未満 25.3%
2万円未満 2.8%
2万円以上 0.7%
英語に慣れて抵抗感を持たなくなるよう(103.9%)、幼児〜小学校低学
年の段階から(77.1%)、ネイティブスピーカーと遊びながら学べる英語
教室(105.7%)に通わせたい、しかも5,000円以下の月謝で(71.2%)で。
マスが望んでいるのはこういうことのようですが、うーん、かなりムシ
のいい要求ですね。
経営努力を積み上げマス層のこういう要望を満たすのが得か、それとも
マスは捨てて2万円までOKという層に訴えるのが得か。
いずれにしても低年齢層の英語指導については一度、キチンと考えてお
かなければなりません。
もちろん英語には手をつけないという考え方もありますが、しかし、本
当に難しい選択ですね。