学力の上昇下降には3つの法則がある。
1) 学力の伸張は学習量の多寡に比例する。
2) 学力は学習意欲の大小に比例する。
3) 学力は生活リズムの正確さに比例する。
何度もわたしが申し上げてきた「理論」です。
このうち、2)に関しては教師としての体験以外にデータの出しようがな
いと、まあ、諦めています。
また、3)に関してはしっかりしたデータがありました。
問題は1)ですが、データがあってもおかしくないのになかなか見つから
ないということで困っていました。
が、見つけました。
ベネッセ教育開発センターが昨年6〜7月、全国の小5、中2、高2生
を対象に実施した「第4回学習基本調査」の結果(速報版)を引きます。
左から、「成績の自己評価(高校生は進研ゼミの偏差値)」「平日の家
庭での学習時間(分/塾・家庭教師も含める)です。
【小学校5年生】
成績上位 105.6分
成績中位 77.6分
成績下位 61.9分
【中学校2年生】
成績上位 97.7分
成績中位 91.1分
成績上位 76.8分
【高校2年生】
偏差値55以上 105.1分
54以下50以上 60.3分
49以下45以上 62.0分
偏差値44以下 43.2分
やはり量と学力は比例していますね。高校生は中位層の学習量が逆転し
ていますが、この第4回調査だけの例外とみてよいでしょう。
しかし、中学生の場合、上位層と中位層との学習量の差はたった6.6分。
ホンの少しの努力で決まってしまうものなんですね。
塾生の皆さんに是非、教えてあげてください。