先般、ちょっと必要があって塾の市場規模を計算してみました。
市場規模についてはすでに矢野経済研究所のものがあります。こちらは
1兆円弱ということで、それが業界の定説にもなっていますが、なんとなく
もっと大きいのではないかと感じたのが発端です。
で、文科省の『子どもの学習費調査』を材料に足し算引き算してみた結
果がこの金額です。
08年度の市場規模総額 1兆4011億円
小学生の市場規模 4492億円
中学生の市場規模 6193億円
高校生の市場規模 3326億円
ウーン、すごい額ですねえ。
ちなみに個別と集団との比率は39.1%と60.9%になりました。
集団の方がまだ少し多いようです。
ところで、この業界はドンドン変わっていっていますね。
市場の構造が変わっていくわけですから、変わらざるを得ません。
ナガセさんの東進衛星予備校は16年ほど前に始まりました。
あの時、現在のこの映像個別の盛況を想像できた人が方がいらっしゃる
でしょうか。
同社ご自身でさえ、巨大モニターでの受講からテレビデオ、DVD、さ
らにオンデマンドに変わっていくなんて、考えていらしたかどうか…。
現役高校生の市場の出現と科学技術の進歩が要因です。
また、同じく15、6年前、個別指導の盛況を予測しえた方がどれだけい
たか…。
こちらも現役高校生の市場の出現がヒキガネです。
こんなことを申し上げるのは、いま、小学生英語と公立中高一貫校が新
しい市場を作り出す可能性がでてきているからです。
新市場の出現は、塾の『業態』をも変える可能性ナシとしません。
1歩さきのことを十二分に予測しながら、今は半歩さきに向かって動く
のが大切なんじゃないでしょうか。

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