携帯の留守電に気付いたのは10時40分。
「桐蔭学園小学部のSです。今、学校に連絡が入り、ご子息が事故にあって救急車で運ばれたとのことです。詳しいことはまだわかりません。」
えっ!?
急いでコールバックする。
「居合わせた方が、学校に電話して下さったそうなんです。もみの木台の交差点で事故にあい、救急車で運ばれたらしいんですが、搬送先は分かりません。最寄りの横浜総合病院には聞いたのですが、該当する患者はいないそうです。」
もう、何もかも放り出して、現場に向かいました。
猪突猛進型のアッキーです。小1の12月にも、登校中に車にはねられています。
いつか、こんな日が来るのではと、想像したことがないわけではありません。
神様。神様。神様。
どうかアッキーをお守り下さい。
頭の中を、最悪の事態がよぎります。
打ち消そうとしても。打ち消そうとしても。
アッキーのいない朝が来る?
違う!
アッキーは待ってる!
きっとオレを待ってる!
神様。神様。神様。
声に出さねば伝わらない気がして。
神様。神様。神様。
現場に到着。
えっ!? 救急車がいる!?
まさか!?
最初の留守電から、もう随分経つのに!
駆け寄って、助手席の救急退院に合図する。
「父親です!」
促されて、後部ハッチから乗り込む。
ああ、神様。
瞼を閉じて横たわっているのは、紛れもなくアッキーでした。
「今、搬送先が決まりました。横浜総合病院です。小児外科がないのですが、受診歴があるので受け入れてくれるそうです。」
「どんな状態なんですか?」
「腹部を強打したようですが、内蔵に損傷はないようです。」
「頭は打っていませんか?」
「本人は、打っていないと言っていますね。」
意識はあるんだ!
ちょうどその時・・・
「ん? パパぁ?」
アッキー!!
「自転車で転んで、ハンドルで腹部を強打したそうです。」
車にはねられたんじゃなかったんだ!
救急隊員から、アッキーから預かっていたという健康保険証を返してもらう。
いくら入院や手術が多いからって、普段から健康保険証を持ち歩いてる小学生って、どんなもんでしょ?
救急車は横浜総合病院へ。
小学部へ状況連絡。
病院で検査。
検査の結果、内蔵に問題は見られないと。
13:20。会計を済ませ、小学部に最終報告。
病院内レストランへ。
アッキーには、最も消化に良さそうなカニ雑炊を頼んだが、点滴の吐き気止めの副作用か、ダルくて食欲がないと。
わずか500mの距離をタクシーで帰宅。
うどんを半人前位食べてベッドへ転がり込む。
以来、22時の現在まで眠りこけてます。
何はともあれ、明日も、アッキーのいる朝が迎えられそうです!

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