ちょこちょこ組み立てていた
MGのシャア専用ザクが完成した。
シャアザクといえば
「3倍」。なぜ3倍かといえば、それは
「機動戦士ガンダム」第2話「ガンダム破壊指令」で、ホワイトベースのオペレーターが
「通常の3倍の速度で接近する」ザクがある、という台詞があるからだ。
さらにその直後のパオロ艦長の台詞、
「ルウム戦役で奴一人のために5隻の戦艦が沈められた」がシャアの凄みを倍増、いや3倍増させている。
でも、このプラモデルの組み立て説明書の解説を読むと、
シャア専用ザクの性能向上は30パーセントに過ぎないと書いてあるんだよ。まあ、30パーセント増でもかなり凄まじいものがあるが。
筆者は勝手に想像するのだが、これは
「シャアはすごいんだぞ」ということを視聴者に植え付けるための演出だと思うんだよね。だから、別に本当に3倍でなくてもいいんだよ。
でも今だに、
シャア=赤い彗星=3倍と伝説として語られていることだけでも筆者は素晴らしいことだと思う。
↓本日の読書感想
鯨の王 藤崎慎吾 文藝春秋
太平洋マリアナ海域で米軍の攻撃型潜水艦「ツーソン」が何者かに襲われた。そして、小笠原海域の水深4000メートルでは、新種らしきクジラの骨が盗まれた。深海に忍び寄る不穏な気配…。アル中の鯨類学者・須藤秀弘が幻の巨大海獣を追う。深海で回収した新種のクジラの骨のサンプルを何者かに盗まれた須藤は、アメリカの製薬会社・バイオメッド社の協力を得て深海での新種のクジラの調査を開始したが、そこにはさまざまな困難が待ち受けていた。あまり内容に触れるとこの作品の面白さをそいでしまうので、「鯨の王」の正体や須藤らを襲う危機にはこれ以上記さないが、酔っ払いで人に迷惑をかけるために生きているような須藤とバイオメッド社の深海作業艇「ドルフィンシャーク」の艇長の秋道ホノカの、二人きりで深海で作業するにはあまりにも弊害がありすぎるほどの性格の違いから来る対立ぶりは特筆に価するな。欲を言えば、この二人の家族のこととか、これまでの生涯をもっと書き込んでおいてもらえればよかったと思うのだが。しかし、本作で一番すごいのは、新種のクジラの龍涎香を狙って須藤らの母船をシージャックするイスラムテロ組織の手先の日本人の小僧・リョウ。日本小説界に匹敵するものがないくらいのサイコ野郎だと思う。

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