しかし外は暑かったね。川崎駅なんか、空気が薄くて窒息するんじゃないかと思ったよ。
昔は35度以上あるようなクソ暑い日でも長袖のセーラー服の上にカーディガンを着て涼しい顔で歩いているような女子高生がいたりしたけど、最近見かけないのはなぜか。また、そういった方々は今は何をしているのだろうか。
そして今日も暑い中、筆者は午後から映画
「スピード・レーサー」を見に行った。もう、子供の頃にはどれだけ再放送を見たか分からない
「マッハGoGoGo」が、まさかこの時期に実写になって帰ってくるとは思わなかったよ。
今日の川崎のシネコンは、いつもの数倍のものすごい客の数だったな。やはりそれも、インディ・ジョーンズとか花より男子ファイナルなんかの影響なのだと思う。
そんな中公開になったこの「スピード・レーサー」だが、案の定の展開というか、客の入りは2割程度とお寒い限り。その客層も、大半が過去にこの作品の原作アニメを見ていたと思しき
大きなお友達が大半だったな(笑)。
はっきり言ってほとんど全編が「ありえない」展開であるこの作品であるが、原作を見ている層から言わせて貰えば、やはり
マッハ号がオートジャッキで宙に舞い上がる音とか、
トランクを開けたら中に弟とサルが入っているというあの展開を見るだけで楽しいわけだよ。
40年も前のアニメが今でもアメリカで根強い人気を誇るというのは日本人としてもうれしい限りであるしね。それが実写になって日本に帰ってきただけでも、筆者としては感無量である。
でも、原作をまったく知らない若い人がこれを見たって、面白みが何一つ理解できないという気もするんだよね。だけど、そんな世代にアピールするために、物語をリアルでハードなレース物にリニューアルしてしまうようなことになっていなくて本当によかったと筆者は思うよ。
↓本日の新作映画
スピード・レーサー
幼い頃からカー・レースに熱中し、レース中の事故で死んだ天才レーサーの兄に憧れてレーサーとなったスピード。愛車マッハ号で驚異のドライブ・センスを発揮する彼は、ローヤルトン工業のチームに勧誘される。だが彼がそれを断ったため、彼と家族に危険が迫る。「マトリックス レボリューションズ」以来5年ぶりとなるウォシャウスキー兄弟の新作は、’67年製作でアメリカでも人気になった和製アニメ「マッハGoGoGo」の“超”実写映画。アニメからそのまま抜け出してきたかのような登場人物たちと背景、そして原作を見ている層ならば喜びがこみ上げてくるような名場面をふんだんに盛り込んだ展開には喝采を叫ばずにはいられない。予告編を見た時には「何だかマリオカートみたいだなあ」と思ったレースシーンも、全編を通して見ればどことなく原作のオープニングアニメを実写で作ればこんな風かなあ、とも感じられた。アニメもレース物というよりは主人公の豪や覆面レーサーたちが毎回悪と戦う勧善懲悪の物語だったように思うので、この映画の内容も実に的を射たものであると言ってもいいだろう。ただ、カー・レースのシーンではスピードはレース用のマシンであるマッハ6を使用するため、本来メインメカであるマッハ号は中盤のラリーのシーンくらいしか活躍しないのがちょっと残念かな。
2008年アメリカ 135分
監督 ラリー・ウォシャウスキー アンディ・ウォシャウスキー
出演 エミール・ハーシュ クリスティーナ・リッチ Rain(ピ) マシュー・フォックス