へぇ〜、
坂口安吾も、このアニメの制作陣と同じ誤解をして、この名作を産むことになったんだろうか?。
上野公園の桜並木(の主体)も、本アニメ中に描かれている桜の森も、どっちも
ソメイヨシノだよね。ところが、作中に描かれている時代に
ソメイヨシノは存在せず、その時代に桜と言えば、
ヤマザクラの事。
ヤマザクラは、花が咲くと同時に葉も茂るタイプの桜で、花が先に満開に咲き誇り、その後に葉が茂り始める
ソメイヨシノとは満開時の風景が違う。その
ソメイヨシノが日本に登場して来たのは、江戸の末〜明治時代といわれる。よって、見上げる枝々の全てが満開の花弁に覆われ、桜吹雪が舞い散る光景は、実は作中時代ではあり得ない、という事に為るんだよね。
さて。アニメとしては、
人間失格に比べ、いまいちだった印象。ギャグや、ミュージカル仕立は、完全に蛇足でした。
水樹奈々嬢の妖艶な悪女役は、かなりリビドーに訴えてきただけに、惜しい作品だった。
余計な小細工や、冗長な演出を入れず、原作通りに短編まとめ、一話完結にしても良かったのでは?。その分、前作(
人間失格)の様に濡場も加え、より、
彰子の女の部分をクローズ・アップした方が良かった感じ。
水樹さんの艶っぽい声の演技は、マジに勃起ものだっただけに、勿体無かったです。

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