今回、最大のお題は。シースパローで、大和46a主砲弾を迎撃可能か?。
分からないと言うのが、正直なところです。けど、あながち嘘とばかりも言えないかな?。少なくともミサイル弾体を、砲弾に誘導する事は可能でしょう。
問題点1。対空ミサイルは、近接信管で作動しますので、直接砲弾に衝突する前に爆発します。本来、この爆発で飛び散る弾体破片の破砕効果で、敵の航空機、ミサイルを機能不全にし撃墜します。
さてここで、大和の46a砲弾を考えてみます。対地艦砲射撃の初弾なので、零式通常弾(榴弾?)か三式弾(焼夷榴散弾?)を装填してたはずです。特に、敵大型戦闘艦が周囲にいない事を、知った上での出撃ですので、徹甲弾を初弾に装填していたとは考え難いです。
たぶんに、シースパローの破砕効果では、一式徹甲弾を誘爆させるのは困難だと思います。実際、サマール島沖海戦では、米護衛空母(貨物船を改造して空母にした艦)の薄い装甲は、一式徹甲弾は命中しても信管が作動せず、反対側にも穴を開けただけで突き抜けてしまったと言う話を良く聞きます。また、対地艦砲射撃では、徹甲弾はあまり用いない弾種です。
徹甲弾に比べれば、榴弾や焼夷榴散弾は、より容易に誘爆すると考えますが、如何に?。
問題2.対地艦砲射撃ですが。通常、一点集中砲火を行う対艦砲戦に対し、対地砲撃の場合。大地は船に比べればずっと広いので、一点だけを狙っていては、その周囲に敵が避難してしまいます。よって砲撃する艦ごと、各砲塔ごとに、事前に砲撃分担区域を決めて、広い範囲を射撃します。という事は、一点に砲弾がまとまって飛んで来るのは変?と思いました。
でもこの点も、初弾発砲なので、当然その弾着を観測し次弾以降の射撃諸元を修正せねばなりません。最初は「目立つ」目標物に砲撃を集中し、砲撃の精度が確認されてから、砲弾をばら撒くとも考えられます。
よって、初弾3発は、集中して飛来しても良い、これも如何に?。
その他。今回は、謎が多い。
大和 戦闘指揮所。そんな場所あったっけ?。射撃指揮所なら前部・後部それぞれあるけど。
菊地の科白「
ぶしょう発動」:
武鉦とでも綴るのか?。知らない言葉でした。
「
シースパローでの迎撃は、一度に2発が限界」
エー!!これは、何ぼ何でもうそ臭いよ。そんなので、船団対空防御の要、イージス艦の役目は果たせんでしょ。3発以上、対艦ミサイルが同時に向かって来たらどうする気?。
みらいは
仮想護衛艦なので詳しい事は不明だが、発射塔方式の場合か何かと、勘違いしてないか?。
「
いちい ふたかん」。
これらの語も初耳。正直、意味不明です。一応、以下想像。
いちい:一尉?
「後部VLSシースパロー発射!サルボ!」と叫んでいる人物の階級章、確かに一尉。
ふたかん:第2観測員って事?。
サルボ!(Salvo):(一斉発射)「撃て!」の意味。
LRBM
long-Range Ballistic Missleでしょうか?。これも余り聞かない語だね。中距離弾道弾(IRBM):Intermediate-Range Ballistic Missileから想像造語です。もしかして、
IとLの誤植でない?。
最後に感想。
大和発砲。砲煙や、砲口から立ち上る火炎の描写は見事!。また、今回は大和もアップで何箇所かの場所が描かれ、構造物がはっきりわかり、その巨大さが感じられたので凄く良かった。
ストーリー的には、結局、草加の掌の上で踊ってるみらい。米軍部隊への攻撃は、断念させられたが、今度はそれを海軍守旧派一掃のために利用する。草加の一筋縄で行かない、二重三重に張り巡らせた思考も凄かった。

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