鳥獣戯画1
このブログのトップに拝借しているのは鳥獣戯画である。この者どもに一度喋らせて見るとどうなるか見てみたいものだと思った。沖縄の方言で「蛙」は「アタビー」、「兎」は「ウサギ」、「相撲」は「シマ」
<登場役者>
【アタビー・主(すー)】カエルの親分、読谷村伊良皆出身のカエルである。―――今のところ、嘉手納と読谷の境い目にある、比謝川(ひじゃかわ)に住んでいる。まあ、この辺りの番長というところである。好物はイモ。でも、最近、美味しい紅イモの食い過ぎで、腹が出てきた。歩くのも辛そうであった。ダイエットのつもりで始めたトレーニングのおかげで、いまや押しも押されもしない横綱になった。
【シロウサギ】名護山に住むウサギ。先祖は奄美のクロウサギと本人は言っている。でも、噂では、アメリカから来たペットだったという。動物では珍しく、かたことの英語が話せる。ちなみに目は青い。
【アタビーA】嘉手納町水釜に住んでいるカエル。ひどい爆音のせいで、すこし、耳が遠くなった。
【アタビーB】沖縄市泡瀬出身のカエル。特技は海にもぐることができる。埋め立て工事に悩まされている。
【アタビーC】宜野湾市に住んでいる。ねぐらは普天満神宮(ふてんま)の裏の林、時どき米軍司令部のある、北中城(きたなかぐしく)石平(いしんだ)までは遊びに行っている。
△動物共闘会議の辺野古問題の会議をしている。
【アタビー(かえる)主(すー)】コラ、名護山のシロウサギ、地域が活性化するといって、米軍基地をゼヒ作ってくださいといって陳情するから、沖縄の政治がおかしくなった。どうしてくれる。
【シロウサギ】だってそうではありませんか。米軍基地のある、おタク等は、軍用地料が入るがうちは何にもないんですよ。辺野古のキャンプシュワブ沖を埋め立てると言ったら政府からすぐ援助がきたし、願ったり叶ったりですよ。もう一部埋め立ても始まっていますよ。
【アタビー主】軍用地料と言っても、地主は大阪にいる人が大方だし、地元とは関係ないんだよね。問題は、政府が米軍再編でグアムに米軍住宅を建設して、基地を移設しようとしているところに辺野古基地の提案をするものだから、まいったなあ。県外移設と言ったがうまく行かないので、政治家もすぐその気になったじゃないか。
【アタビーA】水釜に住んでいるけど、ベトナム戦争当時から爆音はすごいヨー。軍用地料は本土に持っていかれて、爆音・騒音だけが残されて、ほれ、耳も遠くなっているサー。
【アタビーB】一部、埋め立てを始めているそうだが、泡瀬の埋め立ても中止になったけど、埋め立ては周りの環境に良くないね。海が汚れて透明度も落ちる。泡瀬で、もぐって、よく分かるサー。
【アタビーC】思いやり予算で北中城の石平に映画館やボーリング場もできて、米軍人は快適だよね。沖縄県民、いや、県蛙を思いやって欲しいよね。
【アタビー主】自公政権のときに米軍の再編の後、米軍にくっついて世界中に自衛隊を派遣する約束をしていたようだねえ。台湾海峡で緊張が高まったときに、自衛隊は中国艦船の動きを詳しく調べてアメリカ軍に通報して、同盟軍としての働いたそうだね。
【アタビーA】またベトナムに行くんですかねー、主(すー)。
【アタビー主】それはないと思うよ。でも同じような情況は出てくるかもしれないよ。アメリカ軍はすでにアフガンに行っているしね。
【アタビーA】そういえば自衛隊はインド洋で給油していると言いますしね。
【アタビー主】民主党政権でこれは中止になるけどね。
【アタビー主】それにしても辺野古のことは、動物界の掟としてシロウサギとシマ(相撲)を取って決着させないといけない。さあシマ取ろう。
そんな訳で、急遽、相撲大会が開かれたわけである。結果は主(すー)が勝ったサー。動物界の掟で、辺野古は中止、アメリカはグアムに行くと決まったサー。めでたし、めでたし。

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