去年の番組ですが白色巨塔の話題も出ていたので訳してみました。

「以前にもJerryにインタビューをしたことがあるけどおかしなことに私はあなたの前では優しくなるのよ。」
「ホントに?」
ちょっとうれしそうな顔

「だってあなたって傷つきやすい感じがするもの、だからあなたに質問をする時はどんな風に聞けば心地よいかしらと長い間考えるの。」
「あー。。
(そういう意味かぁ)でも実際はそんなこと無いよ、人と話すのが好きだし。」

「それ程傷つきやすい人じゃないのね。」
「傷つくよ、勿論傷つくこともあるよ。僕の言う傷つくというのは自分では一生懸命やっているのにどうして人に、、、自分に対してあまり公平じゃなかったり..」

「歪曲。」
「そう。事実をねじまげたり公平さを欠いた話で評価されたりとか、、そういう傷つき方をするとどうやって気持ちを平常に持っていけばいいのか分からなくなる。」

「じゃあ凄く腹が立ったとき、例えばそういった事実じゃない報道を見たとき、腹が立って腹が立って泣いたりする?」
「泣くかって?泣かないよ、それ程ひどくない、それ程ひどくないよ。ただ凄く悲しくて切なくなるような感じ。」

「今のあなたの知名度ゆえでもその他のことでもいいんだけど、撮影の時監督はあなたのことまで細かく気にかけたりしないのでは?例えばある動作があまり良くなくても”それでいいよ”と言って叱らなかったりするんじゃない?」
「あり得ないよー。あり得ない。」

「例えば白色巨塔を撮っている時監督は特別あなたに良かったりする?」
「..(そんなこと無い)凄い要求をしてくるよ、いや、こう言った方がいいかな、すでに僕自身が自分自身に凄い要求をしているから、だからこんな僕を見て彼も..」

「それでいい。。」
「いや、それでいいんじゃなくて監督の性格と僕は良く似ているから、何ごとにも一生懸命。彼に凄いOKだと思われる演技をしたいから。”監督、本当にいいと思ってるんですか?”って聞くことがあるくらいだよ。」
「だから監督が僕に”もう一度やって”と言う必要は全く無いんだ。」
「明星周刊」