最後のスペースシャトル・アトランティス。21日早朝に無事ケネディ宇宙センターに帰還。
30年間に135回のミッションを行い、2機を失って14人が亡くなったが、数多くの成功も収めた。
国際宇宙ステーションの建設とハッブル望遠鏡は、科学技術としても、人々の宇宙への夢を生んだことでも、成果の両巨頭ではなかろうか。
なんにしても、宇宙開発の歴史に大きな足跡を残したと言える。その形状も他にないユニークなものだった。
今後しばらくは、ロシアのソユーズ、日本のHTVなどが輸送任務に付くが、アメリカでは民間宇宙船開発が本格化している。近い内に新たな宇宙船が登場するだろう。
羨ましい国だ。
こんなめったにない大チャンスに、その技術がありながら、日本は乗れなかった。
貴重な時期に、技術を軽視する無能な民主党政権が誕生したことは、日本現代史に残る大失敗だったと思う。宇宙に足がかりを築いて、大きく飛躍できたのに。
見栄えだけ良く見せようとする自我肥大の民主党政権は一刻も早く崩壊させて、未来千年の計を見据えた政策を実行に移せる政権を作って欲しい。

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