国交相や防災相が新燃岳被災地を視察するため現地に入った。鹿児島を見て回ったあと、宮崎へ行くそうだ。
もっとも大きな被害を出しているのは宮崎であって、宮崎から先に行くべきじゃないか。
こないだ別の政府関係者も鹿児島に行ってたが、なんか宮崎は後回しな感じ。
空港が閉鎖されたりしていると言うこともあるけど、今日は小康状態だから宮崎に直接行けるよね。
噴火の様子を見学する訳じゃないわけだし、まずもっとも被害対策を採る必要のある宮崎県庁を訪ねるのが筋だと思う。
鹿児島県は、さっそく桜島の灰を処理する車両を宮崎に送って、協力してくれている。経験から被害対策の優先順位を考えているわけだ。さすがというか。
こういう災害では、何より重要なのは予算の確保。対策にはお金がかかる。
自治体レベルでは対処出来ないのだから、国が動かなければならない。
しかし政府は本気で対応する危機感が欠如しているようにのんびりしている。
口蹄疫の時も、民主党政権はいい加減な対応を取って被害を甚大にさせた。挙げ句に県の対応の遅ればかりを批判している。鳥インフルも危機感が感じられない。
自民党王国の宮崎だから冷たいのか?
こんな程度ならむしろ来ない方がいいし、政権も代わって貰いたい気分。
ほかにも課題はたくさんあるが、自然災害対策は喫緊の課題なんだし、政府は被災地のことをもっと真剣に考えてほしい。

0