少年部が稽古をしている時間に稽古をしている大人が何人か居ます。
少年部と一緒にではなく別メニュ−で…。いつも道場に早く来て一般の稽古が始まるまでの間、ひとりで静かに杖の稽古などをしていた内田さんが指導をしています。
その稽古を私はひそかに内田教室と呼んでいます。
稽古をしているのは、少年部に来ている子どものお父さんお母さんが中心で、早く来た大人の方など、比較的初心の・・・と思っていたら、来年の春の審査で初段を受けるであろうレベルの人もいて、結構上級グル−プになってきているようです。それでもその教室では受け身から難度の高い技まで丁寧な稽古をしているのを遠目に見ていて、着実で良い稽古だなあという印象です。いつも冷静でゆったりした内田さんの雰囲気そのままの稽古です。
滝野川は、代表師範はじめ各支部道場の道場長が稽古に来られていて、その日来られている師範は必ず指導をされるので、技数や、その内容は豊富ですが、受け身や、膝行だけを稽古するという事はほとんどなく、全くの初心の人にとっては、少々とっつきにくい稽古かもしれません。せっかく出逢った合気道を好きになってほしいですよね。解からないことはホントにたくさんありますが、それを面白いと感じるきっかけになる稽古かもしれませんよ。内田教室。
合気道の解からなさは言ってみればこんな感じ。
♪基本技 師範十人 わざ十色 ・・・基本なのになんでやねん。
・・・頭、やわらかくないと。その理由に
気づけばもっと面白くなるかも
(・・・って私は解かっているのかな)
千里牛

0