合気道は幅広い年齢の方が稽古をしています。
確かに、滝野川道場をみてもそうです。
(ウチの道場は平均年齢やや高めですが)
最近、入会して間も無い人が1人退会しました。いわゆる団塊の世代の方です。何かに付け体力的な衰えを自覚する年代です。私もそうなのでよく解かります。
退会に関してその人と話したわけではないのですが、稽古がきついと感じての事なのかなと、ちょっと気になっています。団塊の世代の人はどちらかと言うと頑張り過ぎる傾向にある人が多いような気がするからです。その方とは同い年という気軽さからよく稽古をしました。その方と組むと年齢のわりには2人ともよく動きました。そうなると私の方が経験の長い分、疲れが少なかっただろうと思います。その辺に退会の理由があるとすれば、未熟だったのは初心者であるその方ではなくて、私の方だったのかもしれません。合気道はどんな年代の人にもできる武道のはずなのに、なかなか難しいです。それには受け手が、相手にふさわしい稽古をしてもらえるような稽古相手であるべきなのでしょう。それを教えてもらえたという事でしょうか。
まわりを見回せば、いますねぇ。私よりもっと人生のベテランでお元気な方が。
年を重ねても元気に稽古を続けていくためには、そんな『自分の稽古』を見つけなければいけないのかも知れません。
♪ベテランが やけに元気な 合気道

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