先日の稽古のとき、7月に行われた審査による昇級昇段の免状授与がありました。
滝野川道場では、弐段1名、初段2名、一級1名。
合気道の稽古を始めて、最初の大きな目標は初段になることでしょう。
一般社会人が稽古を続けていくためには、その時間を上手に確保していかなければいけないので事情は一人一人違い、初段になるまでにかかる年数は人それぞれです。
それだけに、初段になったときのうれしさは格別です。
そこまで続けることが出来た人は、合気道の面白さに色々気づいた人だと思います。
それでも初段になったことを期に、稽古から離れてしまう人が居るのも確かです。
それもこれも、合気道との付き合い方は人それぞれ。
また稽古がしてみたくなったら、道場に帰ってくればいいのだと私は思っています。
何年か前に、合気道を始めたばかりで転勤かなにかでしょうか、仕事の都合で来られなくなり、その後事情がまた変わって滝野川道場に来られるようになったという方が稽古に来てくれました。
しかも同じような事情で道場に戻って来てくれた人が、2名続きました。
こういう話、結構うれしいです。
そうそう、
免状授与のあと、一級になった方がひとこと。
『一級と初段は免状の大きさからして違うなあ』
(笑)
来年初段に挑戦するでしょう。
余計なお世話ですが、確かこの方62歳。
このタフさは只者じゃない。
でも合気道の道場にはこういう、荒っぽくないけどタフな方、わりと居らっしゃいますね。
いまの気持ちはこんな感じでしょうか。
♪ すぐそこに 見えても遠い 黒い帯
進むしかないでしょう。
青年は荒野を目指す!

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