相半身の四教という技を稽古した。
相半身から相手をうつぶせに倒して四教で締めるという技だが、
一度も相手を崩せなかった。崩せないので倒せない。
そんな時、なぜだろうと思うだけで、何も考えが浮かばない。
それならこう動いてみようというような反応が出来ない。ただただ力がはいるだけで、なんともならない。未熟さといのはそういう事なのだろうと、あとで気づいた。
考えているようではだめなのか。
けっこう長くやっているが、引き出しの数はなかなか増えないものだ。
相手の動き方を観察したいので、わたしはそこそこ相手の動きについていく。
この相手は本当に私を倒せるのだろうか。
いつものように受けをやっていると、その辺りの事がよく分からなくなる。
そういう事、ありませんか?
この逆もありますね。
相手の受けがあまりにスム−スなので、自分は何をしているのだろうと思う事。
ま、こういうのは、技を磨く楽しさのうちだという気はしますね。
それって成長でしょうか(笑)
この日は一度も、四教の締めは出来ませんでした。

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