夏休みになる少し前から、稽古を休む子どもが急に増えた。
ここ7回ほどの稽古は、出席率が50%を下回っている。
それぞれ旅行や田舎に行ったりで、夏休みらしい生活になっているのだろう。
私が小学生の頃は世間全体がまだ貧しかったからだろうか、夏休みに旅行をしたという友達は、記憶に無い。私もせいぜい親戚のウチに泊まりにいくくらいで、夏休みと言うのは時間と宿題がどっさりあるという期間だったような気がする。
その頃の夏休みの楽しみの一つは、早朝のラジオ体操で出席のハンコが増えていく事だった。夏休みの最後に、ノ−トと鉛筆がもらえる。
他にこれといった楽しみは思いだせないが、それでも夏休みは楽しかった。
それはなぜだろう。
ところで夏休みが終わって最初の稽古日、9月4日が昇級審査というのは、実施日の設定としては、どうなのかな。
いま、ちょっと考えている。

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