今年は1月25日に、少年部だけの全支部道場合同鏡開きがあった。考えてみると、少年部だけで全支部道場が集る事は他に無い。今回もこの機会を捉えての表彰が中心の会となった。
各支部道場の年間最多稽古の子どもの表彰に加えて、今年は各支部道場独自のオリジナル表彰が加わった。これは、それぞれ工夫があってなかなか面白かった。(何をカクソウ私の発案だ!)
滝野川道場は例年の通り、1年間の各個人の後ろ受け身回数の認定証と記念品を授与した。その内容はざっとこんなところだ。1位:4110回、2位:4060回…なんと、4千回以上が二人も居た。3位:3610回、4位:3260回…3千回以上も二人居るその他、2千回以上3人、1千回以上14人、千回未満9人。千回未満は、入会して間もない子どもたちだ。達成感を感じにくい合気道の稽古の中で、自分のやった稽古が積み重なるんだと、少しでも感じてくれたら…と思っている。
少年部だけの集りは初めての試みだが、鏡開きは飲食を伴うので、同じ催し物でも演武会と比べてどうしてもくだけたけ気分になる。だから会が進むにしたがって、会場は騒がしく、遊び回る子どもも出てくる。大勢の子どもが集って、和やかでけじめのある会にするのは、なかなか難しいものだ。会を運営する少年部の担当者達には、少し宿題が残った。

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