演武会で子ども達にどんな演武をさせるかは、どこの支部道場も悩んでいるだろう。結果としては、みならいたい思うほどの演出はなかなか出てこない。それだけ難しいという事だろう。(考えてるなあと感心させられるところもあったが)。滝野川道場もご多分に洩れずなのだが、今年は観覧席に椅子がなく畳だと聞いていたので、見る人の視線が低い事を考えて、子ども達は出来るだけ少人数ずつ動いて一人一人を見てもらえる様に考えた。もう一つのねらいは、少人数で動く事で、子ども達自信、自分が主役で動く意識とプレッシャ―を感じる事だ。
前日の稽古で実際の通りやって時間を測ってみると5分ちょっとだった。少年部がもらっている時間は4分なので、どうなる事かと思って、当日私はストップウォッチを持って入場した。意外な事に結果は4分ちょうどで予定の内容は、カットすることなく終わった。子ども達も少しはアドレナリンが出たらしい。
果たして演出のねらいはどうだったのだろう。
滝野川道場少年部参加人数36名、過去最多。


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