ひょんな事から赤鉛筆を沢山頂いた。自分では使いきれないので、上手に使ってもらえそうな方に声をかけると、その方から演武会の褒美として子ども達にプレゼントしたらどうですかという案をもらって、子ども達に1本ずつ配る事にした。正直少し驚いたのだが、たった一本の赤鉛筆に、子供達は意外なほど嬉しそうなのだ。褒美としてもらったから?それもすこしはあるかもしれない。でも、説明はしたけど、なぜもらえたのか解かっていない子も居るだろうし(そういうものなのです。^^;)それが主な理由ではないように思える。
こんなに食べ物を含めたいろんな物が溢れるほどある今、子どもに物の大切さを教えるなんてできるのだろうかと思うことがある。それはホントに難しい事だが、教えずに済ませる訳にはいかない大人の責任の一つだろう。赤鉛筆で思ったのだが、もらうと嬉しいのは高価なものだからという事ではないのだろう。
よく考えると当たり前のはずだが。

0